2021年10月26日(アメリカ現地時間)、シボレー コルベットのホッテストモデル「Z06」が2023年モデルとして発表された。生産開始は2022年夏からの予定だ。

新開発のV8 DOHCエンジンを搭載

画像: コルベット Z06にはクーペとコンバーチブルが設定される。

コルベット Z06にはクーペとコンバーチブルが設定される。

コルベットのホッテストモデルであるZ06は、1963年に初めて2代目(C2)に設定された。以来、C5(2001年)、C6(2006年)、C7(2015年)にも設定され、今回、新型のC8にも設定された。

アメリカン スーパーカーと称される新型コルベット Z06は、ミッドに搭載されるパワーユニットに、まったく新しい5.5LのV8 DOHCを採用している。過給器を使用しない自然吸気で、最高出力は670hp/8300rpm、最大トルクは623Nm/6300rpm。レッドゾーンは8600rpmからとされている。

画像: 新開発の5.5L V8 DOHCエンジンを搭載する。

新開発の5.5L V8 DOHCエンジンを搭載する。

鋳造アルミ製のシリンダーブロック、DOHCのヘッドデザイン、バルブとスプリング、鍛造アルミ製ピストン、鍛造チタン製コンロッド、真っ赤なカムカバー、アクティブスプリット インテークマニホールド、6段階のドライサンプ給油システム、そしてステンレス製4-2-1エキゾーストシステムなど、すべてが新開発されたものだ。

さらにワイド&ローな挑戦的スタイリングに進化

画像: スティングレイと同様にクーペはリムーバブルトップを採用している。

スティングレイと同様にクーペはリムーバブルトップを採用している。

エクステリアでは、空力、ハンドリング、そして冷却のためにディテールが変更されている。フロント30mm/リア40mm拡大されたトレッドのために、前後のフェンダーは広げられ、ワイドなタイヤ&ホイールに対応する。これによりZ06のスタイリングは、より広く、より低く、中央にフローティングエキゾーストベゼルを備えたユニークなリアセクションによってさらに強調されている。このフローティングデザインは、エキゾーストノートの正確なチューニングの鍵でもあった。

幅の広いリアフェンダーは、車両の冷却に必要なより大きなエアインテークの配置も可能にした。フロントやサイドのベントは広げられより多くの空気を導入、エンジン、ブレーキ、トランスアクスルなどの冷却効率を高めるとともに、トラクションを向上させている。

フロントにはスプリッター、リアには固定ウイッカービル(小型のフィン)が取り付け可能なスポイラーを備え、186mph(約297km/h)で365ポンド(約166kg)のダウンフォースを発生。コーナリング性能と高速安定性を強化している。

マグネティック セレクティブライドコントロール4.0を採用したサスペンションは専用にチューンされている。ドライブモードセレクターは、12以上の機能を調整できる。ブレーキはブレンボ製で、フロント370mm/リア380mmのローターに加え、フロントには6ピストンキャリパーも採用し、サーキット走行でのスポーツ走行にも対応している。

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