2021年10月28日、BMWジャパンはプレミアム ミドルクラス SAVの「X3」とSACの「X4」を一部改良して発表した。デリバリーは、X3は2021年11月以降、X4は2022年春以降を予定している。

エクステリアデザインも進化させ、ライバルたちを迎え撃つ

画像: SAC(スポーツ アクティビティ クーペ)と呼ばれるBMW X4。

SAC(スポーツ アクティビティ クーペ)と呼ばれるBMW X4。

X3はプレミアム ミドルクラスのSAV(スポーツ アクティビティ ビークル、BMWではSUVをこう呼ぶ)、X4は同クラスのSAC(スポーツ アクティビティ クーペ)だ。X3は2004年に初代が発表され、現行型は2017年に発表された3代目、X4は2014年に初代が発表され、現行型は2018年に発表された2代目にあたる。

今回の一部改良では、まずエクステリアを進化させた。フロントはBMW特有のキドニーグリルを左右一体構造にし、よりパワフルな印象とし、空力特性に優れたフロントバンパーを採用し、最新のヘッドランプ デザインを取り入れている。リアは新規にデザインしたバンパーを採用するなど、存在感を増している。

エンジンは、X3は2L 直4ガソリンターボ(20i)、2L 直4ディーゼルターボ(20d)、2L 直4ガソリンターボ+モーター(30e)を、X4は2L 直4ガソリンターボ(30i)と2L 直4ディーゼルターボ(20d)を搭載。いずれもトランスミッションは8速ATで、駆動方式はフルタイム4WD。

運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備

画像: X3のインテリア。日本仕様は右ハンドルのみとなる。

X3のインテリア。日本仕様は右ハンドルのみとなる。

安全機能・運転支援システムは、最新世代へ進化している。ミドルクラス以上の他のBMWモデル同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備。高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能になった。

また、アクティブ クルーズコントロール(ストップ & ゴー機能付き)、レーンチェンジ ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャー ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーンコントロール アシスト、サイドコリジョン プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付き)、クロストラフィック ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能といった先進の運転支援システムを標準装備している。

This article is a sponsored article by
''.