2021年10月31日、三重県鈴鹿サーキットで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦で、平川亮が2位、関口雄飛が4位に入賞したcarenex TEAM IMPULが年間のチームタイトルを獲得。優勝は福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が今季2勝目。(タイトル写真提供:JRP)

松下信治が初ポール、福住仁嶺の逆転V

初ポールポジションを獲得した松下信治(B-Max Racing Team)だが、スタート前に僅かに動いたことによりフライングのペナルティを受けてしまう。これにより野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップに、2番手に福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)3番手は平川亮(carenex TEAM IMPUL)。

タイヤ交換義務のピットインは、福住が11周、野尻が12周、平川は14周でそれぞれ消化する。ここでこの3台に順位変動が起こり福住、平川、野尻の順となる。暫定トップとなった関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)は27周までピットストップを引っ張り予選14番手から4位にまでジャンプアップ、チームポイントの獲得に貢献する。

これで首位に立った福住が30周のレースでトップチェッカー、今シーズン2勝目を挙げた。すでにシリーズチャンピオンを決めている野尻は3位に入賞。そして2位に平川、4位に関口と上位でダブル入賞を果たしたチームインパルが逆転でチームタイトルを獲得した。

画像: 初のポールポジションを獲得した松下信治、完璧なスタートに見えたのだが…

初のポールポジションを獲得した松下信治、完璧なスタートに見えたのだが…

画像: ピットストップ直前の渾身の走りで2位をもぎ取った平川亮

ピットストップ直前の渾身の走りで2位をもぎ取った平川亮

画像: 第2戦の鈴鹿ではトップ走行中にリタイア、最終戦で雪辱を果たした福住仁嶺

第2戦の鈴鹿ではトップ走行中にリタイア、最終戦で雪辱を果たした福住仁嶺

スーパーフォーミュラ第7戦 決勝結果(上位10名)

1位:福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
2位:平川亮(carenex TEAM IMPUL)
3位:野尻智紀(TEAM MUGEN)
4位:関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
5位:大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)
6位:山下健太(KONDO RACING)
7位:サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
8位:ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
9位:山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
10位:牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

画像: 福住仁嶺はこの勝利でドライバーランキング2位に躍進した

福住仁嶺はこの勝利でドライバーランキング2位に躍進した

2021年スーパーフォーミュラ ドライバーランキング(上位10名)

1st:86pt/野尻智紀(TEAM MUGEN)
2nd:55pt/福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
3rd:55pt/関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
4th:46pt/平川亮(carenex TEAM IMPUL)
5th:41pt/大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
6th:38.5pt/大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)
7th:35.5pt/阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
8th:33.5pt/松下信治(B-Max Racing Team)
9th:24pt/牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
10th:22pt/宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
(7戦中上位5戦の有効ポイント/同点の場合は上位入賞回数)

画像: 最終戦前にチャンピオンを決めた野尻智紀、今年は強かった(写真:JRP)

最終戦前にチャンピオンを決めた野尻智紀、今年は強かった(写真:JRP)

2021年スーパーフォーミュラ チームランキング(上位10チーム)

1st:88pt/carenex TEAM IMPUL
2nd:86pt/DOCOMO TEAM DANDELION RACING
3rd:77pt/TEAM MUGEN
4th:47pt/TCS NAKAJIMA RACING
5th:37.5pt/P.MU/CERUMO・INGING
6th:37pt/Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
7th:35.5pt/Red Bull MUGEN Team Goh
8th:29.5pt/B-Max Racing Team
9th:12pt/KONDO RACING
10th:4pt/KCMG
(7戦中上位5戦の有効ポイント/同点の場合は上位入賞回数)

画像: ピット戦略で2台揃って上位に入賞、まさしくチーム一丸となってタイトルを獲得したcarenex TEAM IMPUL

ピット戦略で2台揃って上位に入賞、まさしくチーム一丸となってタイトルを獲得したcarenex TEAM IMPUL

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