2021年12月2日、光岡自動車はアメリカンヴィンテージをコンセプトとしたSUV「バディ」の一部改良を発表。同日に販売を開始した。

足元と快適、利便性がブラッシュアップ

斬新なアイデアとデザインで日本の自動車市場に旋風を巻き起こす自動車メーカー「光岡自動車」。中でも、2020年11月26日から先行予約販売が開始された個性派SUV「バディ」の人気はすさまじい。

1970年から1980代のアメリカンヴィンテージをコンセプトに、現行型トヨタ RAV4をベースに誕生したモデルで、当初計画されていた年間生産台数150台を大幅に上回る予約が入り、これに対応するため生産能力を2倍の300台に増強された。それでも、依然として2年にもおよぶ納期待ち状態であり、さらなる増産体制を構築中というから驚きだ。

さて、そんなバディに一部改良が行われた。まずはアルミホイールの塗装色とデザインの変更だ。塗装色は、スーパークロムメッキ、ダークプレミアムメッキ、グレーメタリック、ホワイト、シルバー、マットブラックが用意されている。

快適性と利便性の充実も図られている。「シートベンチレーション」を「20LX」、「20DX」、「ハイブリッドDX」に標準装備するとともに、「20ST」と「ハイブリッドST」にこれまでオプション設定だった「バックガイドモニター」が標準化され、全グレードがバックカメラ装備となった。

画像: ホイールの塗装やデザインの変更とともに、快適性や利便性も向上。

ホイールの塗装やデザインの変更とともに、快適性や利便性も向上。

ミツオカ バディ ラインナップ

20ST(2L 直4/FF):486万0900円
20ST(2L 直4/4WD):505万6700円
20DX(2L 直4/4WD):550万1100円
20LX(2L 直4/4WD)568万2600円
ハイブリッドST(2.5L 直4+モーター/FF):541万4200円
ハイブリッドST(2.5L 直4+モーター/4WD):563万5300円
ハイブリッドDX(2.5L 直4+モーター/4WD):608万7400円

ミツオカ バディ ハイブリッドDX 主要諸元

●全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1720kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:2487cc
●最高出力:131kW(178ps)/5700rpm
●最大トルク:221Nm/3600-5200rpm
●モーター最高出力:前88kW(120ps)、後40kW(54ps)
●モーター最大トルク:前202Nm、後121Nm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:4WD(E-Four)
●燃料・タンク容量:レギュラー・55L
●タイヤサイズ:225/60R18
●車両価格(税込):608万7400円

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