2021年2月19〜20日にパシフィコ横浜で開催されたノスタルジック2デイズ。国内外の旧車が数多く展示されていたが、その中からWebモーターマガジン編集部的に注目したクルマを紹介しておこう。

電動化の流れが強い今だから、懐かしの旧車に憧れるのか

日本最大のクラシック モーターショーといわれる、ノスタルジック2デイズ。バーチャルではないリアルなイベントにクルマ好きは飢えているのか、会場には多くのギャラリーが集まっていた。ここでは、公道では滅多にお目にかかることのない懐かしのクルマや、旧車ではないけれども珍しいクルマなどを紹介してみたい。(掲載は順不同)

■ルノー カラヴェル

イタリアのカロッツェリア、ギアでピエトロ・フルアがデザインを手がけたコンセプトカー「フロリード」をベースに、1959年に対米輸出したモデル。実動可能な車両は日本に2台あるかないかと言われている希少車だ。エンジンはリアに搭載する、RRのオープンモデルだ。

画像: ■ルノー カラヴェル

■マツダスピード ロードスター Cスペック

マツダスピードが開発したコンプリートカー第1弾として、ユーノス ロードスターをベースに開発された。1997年に全国限定30台で予約を開始したが、正規に販売されたのは3台と言われている。デザインを手がけたのはムーンクラフト。ボンネットは前ヒンジでガバリと大きく開く。

画像: ■マツダスピード ロードスター Cスペック

■トヨタ スタウト

今も続くトヨタのピックアップブランド「ハイラックス」のルーツ的存在なトラック。キャビンは、初代クラウンと同時に発売されたものの1年で生産中止となったトヨペット マスターのものを流用している。1959年に登録されたワンオーナー車を神奈川トヨタがフルレストアしたもので、ナンバープレートは登録当時のままだ。

画像: ■トヨタ スタウト

そのほかにも、こんな懐かしいクルマや珍しいクルマを紹介しておこう。「電気」や「自動」を採用したクルマばかりが目につく時代だから、こうしたクルマを見るとホッとするのは、懐かしの旧車に憧れるクルマ好きだけではないのだろう。

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