ハイウエイドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、千葉東金道路・野呂PA(下り)のテイクアウトを紹介しよう。

千葉を横断して海へ向かう千葉東金道路で唯一のPA

画像: 野呂PA(下り)は、千葉東金道路では唯一となるSA/PA(上りにもある)。NEXCO東日本の「YASMOCCA (ヤスモッカ)」ブランドの店。

野呂PA(下り)は、千葉東金道路では唯一となるSA/PA(上りにもある)。NEXCO東日本の「YASMOCCA (ヤスモッカ)」ブランドの店。

野呂PA(下り)は、千葉東金道路にたったひとつだけあるPAです(註:上り/下りともあり)。千葉東金道路は、その名が示すとおり千葉市と東金市を結ぶ有料道路で、東京湾と太平洋を結ぶように千葉県の房総半島を東西に横断しています。

起点となる京葉道路の千葉東JCT(ジャンクション)から、終点となる圏央道の東金JCTまでは約16km。首都高速で東京駅付近からなら、クルマで1時間ほどの距離。太平洋に面した九十九里浜までは30分ほど。海までドライブの途中で立ち寄るのにもちょうどいいPAです。

そのため、週末は海やゴルフ場に向かう人の利用が多いようですが、平日はトラックドライバーや営業マンなど、クルマで移動するビジネスマンが中心。そのため、「いつもの『ホッと』がある」をコンセプトとしたNEXCO東日本の「YASMOCCA(ヤスモッカ)」ブランドのPAになっています。手ごろな価格で、必要なサービスが用意される、働く人に人気のPAです。

千葉の老舗菓子店が手がけるオリジナルのお土産

この野呂PA(下り)で大人気となっているテイクアウトのグルメが、オリジナルのお菓子。作っているのは、千葉県市原市にある梅香堂(ばいこうどう)というお菓子屋さんです。このお店の創業は大正10年(1921年)だそうですから、2021年にちょうど100周年を迎えたという老舗。千葉県産の素材を使った和菓子と洋菓子を数多く製造・販売しています。

画像: 野呂PA(下り)で人気の「ごろごろ焼きドーナツ」(180円)。サツマイモ(写真左)と落花生(右)の2種類がある。

野呂PA(下り)で人気の「ごろごろ焼きドーナツ」(180円)。サツマイモ(写真左)と落花生(右)の2種類がある。

その梅香堂が野呂PA(下り)のために作ったオリジナルの菓子が「ごろごろ焼きドーナツ」(1個180円)と「黒塩キャラメルロールケーキ」(1338円)です。

「ごろごろ焼きドーナツ」は、ネーミングにあるとおりに、揚げたのではなく焼いたドーナツであることが特徴。ゴロゴロと入っている具材によって、「サツマイモ」と「落花生」の2種類があります。サツマイモは白く角切りになったもの、落花生は黒く豆の形になって入っています。ほんのりと甘いバターの香りが漂うあっさりとした味わいを基本に、2つの味が用意されているというわけです。

サツマイモが入ったものは、サツマイモの甘みが隠し味的に楽しめます。一方、落花生はもう少し強く主張されていて、バターピーナッツ味のドーナツといった感じ。小腹が空いたときに、さっといただける軽いお菓子。売店ではトップ5に入る人気商品となっているとか。

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