2022年3月16日、日本のモータースポーツ界に多大な貢献を果たした、高橋国光氏が82歳で逝去された。「国さん」と呼ばれて誰からも愛された高橋氏への感謝をこめて、ホンダと日産では追悼展示を行った。そこで、ゆかりのマシンを紹介しながら「国さん」を偲んでみたい。

ホンダと日産の本社ショールームに、ゆかりの車両を追悼展示

高橋国光さんは1960年からホンダの契約ライダーとしてWGP(ロードレース世界選手権)で活躍。1964年からは日産の契約四輪ドライバーに転向し、日産のワークスドライバーとして数多くの優勝を飾る。1990年代には「チーム国光」を立ち上げて全日本ツーリングカー選手権や全日本GT選手権に参戦した。それゆえ、高橋国光さんがワークスの一員としてモータースポーツに参戦したホンダと日産は、ゆかりの車両による追悼展示を行った。

■ホンダ

ホンダは東京・青山の本社1階ショールーム「ホンダウエルカムプラザ青山」に、RC162(1961年)、NSX GT2(1995年)、NSX-GT(2018年)の3台を2022年3月19日(土)〜4月3日(日)まで展示した。

画像: ■ホンダ

■日産

日産は横浜市の本社ショールーム「日産グローバル本社ギャラリー」で、R382(1969年)、スカイライン200GT-R レーシングコンセプト(1972年)、スカイラインGT-R グループA(1993年)の3台を2022年3月24日(木)〜4月14日(木)まで展示。

画像: ■日産

では、それぞれの車両について時系列を追って紹介していこう。

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