2022年6月7日、ベントレーモーターズジャパンはラグジュアリー2ドアモデルであるコンチネンタルGTシリーズに、ドライビングパフォーマンスとビジュアルプレゼンスを重視したSモデル「コンチネンタルGT S」と「コンチネンタルGTC S」を新たにラインナップしたと発表。なお、現時点で車両価格のアナウンスはない。

V8サウンドが楽しめるスポーツエキゾーストを標準装備

ベントレーの2ドアモデルとして、その華麗なフォルムとハイパフォーマンスとで、至高のグランドツーリングカーとして君臨する「コンチネンタルGT」。これまでは6L W12ツインターボ(635ps/900Nm)搭載のGTスピードをトップグレードに、4L V8ツインターボ(550ps/770Nm)搭載のGT V8という、大きく分けてふたつのラインナップだった。ここにSモデル「GT S」が新たな仲間として加わった。

もともとコンチネンタルGTにはオープンモデルである「コンチネンタルGTC」もラインナップしており、追加モデルにもクーペの「GT S」とともにコンバーチブルの「GTC S」も用意される。

「Sモデル」に搭載されるパワーユニットは、4L V8ツインターボ。最高出力550ps/最大トルク770Nmから生み出されるパフォーマンスは0→100km/h加速が4.0秒と、ここまでは従来からの「V8」モデルと同じ。しかし、クロスプレーン方式のV8の鼓動を強調するため、GT SとGTC Sにはスポーツエキゾーストが標準装備されるという念の入れようだ。

走りは、ベントレーがいち早く採用した48V電動アクティブ・アンチロール・コントロール・システム「ベントレーダイナミックライド」が支える。急カーブ時には、各アンチロールバーに内蔵されたモーターが0.3秒以内に発生する最大1300Nmのトルクがコーナリングフォースを抑制しロールを最小限に抑え、巡航時には左右ホイールをデカップリング(連動しないの意)することにより、快適な乗り心地の実現が図られている。

画像: コンバーチブル「GT C」。クーペ「GT S」ともども、48V電動アクティブ・アンチロール・コントロール・システム「ベントレーダイナミックライド」が走りを支える。

コンバーチブル「GT C」。クーペ「GT S」ともども、48V電動アクティブ・アンチロール・コントロール・システム「ベントレーダイナミックライド」が走りを支える。

エクステリアデザインは、ブラックグロスのラジエターグリルをはじめ、ブラックのブライトウェア、フロントフェンダーのSバッジなどがまず目をひく。ヘッドライトとリアライトはダークティントで、エクステリアのブライトウェアはすべてグロスブラックとされ、「ウイングドB」のバッジと「BENTLEY」のロゴだけがブライトクローム仕上げ。リアウイングはダークなエクステリアにマッチするグロスブラックとなる。

足元には、新設計の22インチホイールが装着される。Y字型の5本スポークに仕上げられ、「グロスブラック」または新登場の「ペールブロッガーサテン」を選択できる。レッドにペイントされたブレーキキャリパーとのコーディネートは、スポーツ心を刺激してくれそうだ。他に、グロスブラック仕上げとブライトマシニング仕上げの専用21インチトライスポークホイールも用意されている。

スポーティさの演出ということでは、フロントフェンダーのSバッジや、ブラックのクアッドエキゾーストテールパイプ、コンチネンタルGTスピードと共通のブラックのシルエクステンダーなども、忘れてはいけないアイテムだ。

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