2022年6月28日、ホンダ車の純正パーツを開発するホンダアクセスから独自の調査結果が発表になった。5月10日から5月12日の3日間、自分のクルマをカスタマイズしたことのある20歳から69歳のドライバー1000人に対しインターネットを通じて行なわれた「クルマのカスタマイズに関する調査2022」(調査協力機関:ネットエイジア)で、なかなか興味深い内容となっている。

定番の人気アイテムのホイール、カーナビ、エアロパーツ

カスタマイズのプロ中のプロであり、ホンダの純正アクセサリーパーツを企画・販売するホンダアクセスが自動車カスタムの調査を行なった。調査内容「クルマのカスタマイズに関する調査2022」の資料PDFは20ページに及び、その結果はとても中身の濃いもの。カスタマイズ経験者に対象を絞り、年齢バンドを20歳から69歳と広く取り、サンプル数を1000人と多くしていることが功を奏したようだ。

調査項目は「カスタマイズ経験」をはじめ「DIYを行う頻度」、「パーツ・アクセサリーの購入履歴」、「カスタマイズ情報入手経路」、「カスタマイズ」への意識などなど多岐に渡っているが、ここでは特に注目した項目を紹介していこう。

まずは設問「これまでのカスタマイズ経験」。ベスト3は、1位がホイール交換(48.2%)で2位が僅差でドライブレコーダー装着(47.4%)、3位がカーナビ交換(34.3%)。2位のドライブレコーダー装着は、あきらかに「あおり運転問題」の反映によるものだろう。1位のホイール交換と3位のカーナビ交換は、時は移れど・・・といった感じで、昭和から続くカスタマイズの定番が令和でもしっかりとその存在感を示している。

これと関連するが、設問「これまで購入したことのある純正パール・アクセサリー」のベスト3は、1位ホイール(26.8%)、2位カーナビ(21.3%)、3位エアロパーツ(13.4%)。これも、昭和から変わらない傾向といえそうだ。

画像: シビック純正パーツ装着車。

シビック純正パーツ装着車。

では、世代間によるカスタマイズへの嗜好はどうなのだろう。設問「これまで行ったことのあるカスタマイズのタイプ」のデータを覗いてみると、その違いをしっかりと読み取ることができる。50代から60代ではオーディオ・音響系(計65.2%)がトップだが、20代から30代ではオフロード系(計52.9%)となる。若さが動きのあるカスタマイズを求める傾向にあるようだ。キャンプやアウトドアレジャーの人気ぶりも影響していると考えられる。

世代間の違いもあれば、同期もある。設問「ドライブデートは見た目をカッコよくカスタマイズしているクルマでしたい」では、全世代の74.5%が「非常に思う」「どちらかといえばそう思う」にチェックしている。ちなみに、60代が66.2%で、20代が95.2%。若さの意欲に後れをとるものの、シルバー世代も負けていないのだ。

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