生誕50周年を記念して、2021年8月に世界初公開されたランボルギーニ「New カウンタック LPI 800-4」が日本にもやって来た。そのディテールを写真で紹介しよう。

現在のフラッグシップであるアヴェンタドールがベース

1971年にデビューした、キング of スーパーカー「ランボルギーニ カウンタック(イタリア語での発音はクンタッチに近い)」。2021年8月に、その生誕50周年を記念した「New カウンタック LPI 800-4」が米国のペブルビーチで世界初公開された。

そのスタイリングはオリジナルのカウンタックを踏襲しているが、サイズ的にはふたまわりほど大きくなっている。現代の保安基準の関係でヘッドランプは固定式になったが、スーパーカーお約束のシザードアをはじめ、ウエッジシェイプのシルエットやサイドのエアインテークなどは継承されている。

New カウンタックは、現在のランボルギーニのフラッグシップであるアヴェンタドールをベースにしている。したがってインテリアは、センターダッシュの8.4インチ タッチスクリーンやコネクティビティ機能など、アヴェンタドールのものを踏襲している。

パワーユニットは、やはりアヴェンタドールをベースにしたスペシャルモデル、シアンに搭載されているものと基本的に同じ、最高出力780hpと最大トルク720Nmを発生する6.5LのV12 DOHC。これに34hpと35Nmを発生する電動モーターを組み合わせた、48Vのマイルドハイブリッドを採用している。トランスミッションは7速AMTで、フルタイムで4輪を駆動する。

New カウンタックは初代カウンタック開発時のプロジェクト名「LP 112」にちなんで世界限定112台が生産される。日本には10台未満が導入される予定だが、車両価格は未発表。本国での車両価格(税抜き)は200万ユーロ(約2億8000万円)からとなっているから、日本でも3億円近いプライスとなっているに違いない。

■ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4 主要諸元

●全長×全幅×全高:4870×2099×1139mm
●ホイールベース:2700mm
●乾燥重量:1595kg
●エンジン:60度V12 DOHC+モーター(スーパーキャパシタ)
●総排気量:6498cc
●最高出力:574kW(780hp)/8500rpm+34hp
●最大トルク:720Nm(73.4kgm)/6750rpm+35Nm
●トランスミッション:7速AMT
●駆動方式:縦置きミッドシップ4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●NEDCサイクル燃費:認証待ち
●最高速度:355km/h
●0→100km/h加速:2.8秒
●0→200km/h加速:8.6秒
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後355/25ZR21
●本国の車両価格(税別):200万ユーロ(約2億8000万円)〜

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