2022年7月28日、スズキはLサイズ ミニバンの「ランディ」をフルモデルチェンジし、8月8日より発売する。従来型は日産 セレナのOEM供給モデルだったが、新型はトヨタ ノアのOEM供給モデルとなる。

多彩なシートアレンジや使い勝手の高さはノアゆずり

ランディは、スズキのLクラス ミニバンだ。2007年に発売された初代から、2016年に発売された現行型の3代目まで、日産 セレナのOEM供給モデルだったが、今回の4代目となる新型から資本業務提携の関係で、トヨタ ノアのOEM供給モデルとなった。

画像: ランディ ハイブリッドG(ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン)

ランディ ハイブリッドG(ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン)

したがって、エンブレム以外はノアとほとんど共通だ。エクステリアではシャープな印象としたリフレクター式LEDヘッドランプやボディ同色仕上げのフードモールディング、シルバーのフロントグリルなどで、押し出し感のあるスタイルを追求している。

インテリアでは、ブラックアウトした細いフロントピラーと水平基調のインパネの採用により、見晴らしが良く、スッキリとした上質感のある開放的な運転視界を実現している。

全長4695mm×全幅1730mmのボディサイズゆえ3ナンバー扱いとなるが、室内のセカンドシートスライド量を700mm以上確保したほか、サードシートは片手でワンタッチ格納できるワンタッチホールドシート(5:5分割サードシート)の採用により、多彩なシートアレンジが可能。これらの組み合わせにより、幅広い使い方ができる自由度の高い室内空間を実現している。

WLTCモードで23.2km/Lを達成する1.8Lハイブリッドを採用

機能装備も充実。たとえば携帯リモコンを身につけている状態で、フロントドア下のセンサー部に足先をかざすだけでスライドドアの開閉ができるハンズフリーデュアルパワースライドドア(ワンタッチスイッチ、挟み込み防止機構付き)を全車に標準装備し、手がふさがっている状態でもスムーズにドアを開閉できる。

画像: スッキリとした上質感のある開放的な運転視界を実現した、ハイブリッドGのインパネまわり。

スッキリとした上質感のある開放的な運転視界を実現した、ハイブリッドGのインパネまわり。

また、開閉途中の位置に止められるフリーストップバックドアを全車に採用。バックドアの後方が狭いときでも安心して荷物を出し入れできる。

パワートレーンは、1.8L+モーター+電気式無段変速機のハイブリッドと、2.0L+ダイレクトシフトCVTのガソリンエンジンを搭載。いずれも駆動方式は2WD(FF)と4WD(ハイブリッドは電気式のE-Four)を設定している。ハイブリッドの2WDはWLTCモードで23.2km/Lの低燃費を実現している。

プリクラッシュセーフティ、プロアクティブ ドライビングアシストをはじめ、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)やレーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラートなど、先進の予防安全パッケージも標準装備している。

新型ランディは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。年間目標販売台数は、1200台。

グレードは、ハイブリッドのGが7人乗り、ガソリンエンジンのGが8人乗りとなる。車両価格(税込)は、以下のとおりだ。

画像: ハイブリッドGは2-2-3の7人乗りだが、ガソリンエンジンのGでは2-3-3の8人乗りとなる。

ハイブリッドGは2-2-3の7人乗りだが、ガソリンエンジンのGでは2-3-3の8人乗りとなる。

■スズキ ランディ

G(2WD/4WD):310万6400円/332万7500円
ハイブリッド G(2WD/E-Four):345万700円/369万7100円

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