2022年8月17日(米・現地時間)、アキュラが最新鋭レーシングマシン「ARX-06プロトタイプ」を発表。ハイブリッドモデルで、2023年1月の「デイトナ ロレックス24時間レース」での初参戦が予定されている。

パワーソースは、2.4L V6+モーター

ホンダが北米を中心に展開するスポーティな高級ブランド「アキュラ」。モータースポーツへの造詣も深く、この度「ARX-5」の後継となる新たなレーシングマシン「ARX-06プロトタイプ」の公開を行った。

画像: ファイバーモノコックボディを採用。

ファイバーモノコックボディを採用。

搭載されるエンジンは、「HDP」(ホンダ パフォーマンス デベロップメント)の手になる2.4L V6。V6のバンク角は90度で、500kWの最高出力を目標とし、そこにモーターが組み合わされる。つまり、「ARX-06プロトタイプ」のパワートレンはハイブリッドとなるのだ。トランスミッションは、パドル式の6速シーケンシャルで、駆動はリアが行う。

ボディフレームは、「IMSA」や「FIA世界耐久選手権」のルールに則ったカーボンファイバーモノコックが採用され、「ARX-05」をはじめ長年のパートナーを組む「ORECA」がそのテクノロジーを支える。サスペンションは、前後ともダブルウイッシュボーン。ディメンションは全長5100mm×全幅2000mm×全高1060mmで、ホイールベースが3148mmとなる。

フォルムは、当然のごとく数々の空洞実験を経たエアロダイナミックスが計算されつくされたもので、クーリングの効果も高いものがあるという。「ARX-06」のデビューは、2023年1月の「デイトナ ロレックス24時間レース」が予定されている。

ちみに「ARX-06プロトタイプ」は、2022年8月19日に米・カリフォルニアで開催の自動車の祭典「モントレー・カー・ウイーク」の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」会場で初披露が行われる。

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