新しい時代への飛躍の準備を進めるアルファロメオは、2017年2月に全モデルをフェイスリフトしたが、今回はその中から石川芳雄氏による新しいジュリエッタのレポートをお届けする。

試乗したのはジュリエッタの最強力版ヴェローチェ

Cセグメント相当の5ドアボディで居住空間の余裕も大きいジュリエッタは、登場からすでに5年が経過しているが、個性的なスポーツハッチとして日本での人気は根強い。

画像: グレード体系を一新。1.4Lターボモデルが2車種、試乗したヴェローチェとあわせて全3グレードとなった。

グレード体系を一新。1.4Lターボモデルが2車種、試乗したヴェローチェとあわせて全3グレードとなった。

今回のマイナーチェンジではグレード体系が見直され、170ps仕様の1.4Lマルチエアターボには「スーパー」と「スーパーパックスポーツ」というふたつのグレードが設定され、240psの1742ccターボ搭載車は一部装備を変更して「ヴェローチェ」というグレード名となった。ちなみに今回試乗したのが最強力版たるヴェローチェだ。
 
内外装にも手が入り、よりスポーティな雰囲気を強めているのも今回の変更ののポイント。走りの味付けは相変わらず情熱的なもので、オーバーブーストで最大トルクが340Nmにもなるターボエンジンは、とくに4000rpmあたりの盛り上がりなど、痛快そのものだ。

画像: メーターやイルミネーションのデザインが変更され、インジケーター内の文字がホワイトに改められている。

メーターやイルミネーションのデザインが変更され、インジケーター内の文字がホワイトに改められている。

サスペンションはストロークが限られる上にダンピングも強いが、通常走行時は当たりの硬さは強くなく、しなやかな乗り味になっている。しかしその一方で、ひとたび攻めた走りをすると、アクセルペダルの踏み方次第でインリフトやトルクステアを誘発するなど、相応な腕も求められるのは変わらずで、それもアルファロメオらしいところだ。

画像: ヴェローチェは240psの1.75L直4ターボを搭載。従来の「クアドリフォリオヴェルデ」からモデル名を変更。

ヴェローチェは240psの1.75L直4ターボを搭載。従来の「クアドリフォリオヴェルデ」からモデル名を変更。

今回の試乗では、ジュリエッタがこのクラスで一線級の走りの資質を備えていることをあらためて実感させられた。
(文:石川芳雄/写真:小平 寛)

主要諸元 <ジュリエッタ ヴェローチェ> 全長×全幅×全高=4350×1800×1460mm ホイールベース=2635mm 車両重量=1440kg エンジン=直4DOHCターボ 1742cc 最高出力=177kW (240ps)/5750rpm 最大トルク=340Nm(34.7kgm)/2000rpm トランスミッション=6速DCT 駆動方式=FF JC08モード燃費=10.8km/L タイヤサイズ=225/40R18 車両価格=4,244,400円

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