レクサスはコンパクトSUVの“UX”を2018年3月6日開催のジュネーブ国際モーターショーに出品すると発表した。
画像: レクサスが公開したコンパクトSUV、UXのティザー画像。

レクサスが公開したコンパクトSUV、UXのティザー画像。

UXのコンセプトモデルは2016年に公開されていた

2018年3月6日にスイスで開催されるジュネーブ国際モーターショーで、レクサスはニューモデルのUXを公開すると発表し、さらにティザー画像も公開した。このニューモデル、日本で2017年販売ランキング4位に入るほど人気の高いトヨタC-HRをベースとしたコンパクトSUVだ。

公開された画像はリアのみで、しかも暗い。そのため、わかることといえば特徴的な直線に描かれたテールライトぐらい。そこで“お約束”の画像処理だ。明るく見やすくしてみると、もう少しディテールが見えてくる。

画像: レクサスUXのティザー画像の明度を上げてみた。

レクサスUXのティザー画像の明度を上げてみた。

気になったのは「UX250h」というグレード名だ。250hといえば現在HSに設定され、2.4Lのハイブリッドパワーユニットを搭載するものの、モデルの登場は2009年と古い。あくまでショーモデルなので導入されないこともあるが、もしこのUX250hが実際に販売されるとなれば新たなパワーユニットを搭載する可能性が高い。

また、ボディサイドのなだらかな曲線とは異なり、リアスポイラーはエッジを効かせたデザインで大きなものが装着されているようにも見える。もしかしたらエアロパーツを装着した“Fスポーツ”なのかもしれない。

さて、この“UX”という文字にピンときた人は鋭い! 2016年9月のパリモーターショーでコンセプトモデルが公開されていたからだ。そのUXコンセプトは、エッジの効いた大胆なエクステリアを採用し、今回公開された画像とは大きく異なる。

UXコンセプトのボディサイズは全長4400×全幅1900×全高1520mmと公表されており、UXの市販車も似たような大きさになるかもしれない。この数値はトヨタ C-HR(4360×1795×1550mm)にかなり近いからだ。

ティザー画像で見えない、フロントマスクがどうなってくるのか、気になるところだ。

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