もはや「新型ゴルフ」と言われても信じてしまうほど、6代目ポロのたたずまいは威風堂々としている。技術、装備、選ぶ楽しさまで「クラスレス」な大盤振る舞い。ライバルはたぶん、もういない。(前編)
文:竹花寿実(Kimura Office)/写真:フォルクスワーゲン AG

新型ポロはBセグメントの常識を覆す「小さな巨人」

1975年に初代モデルが発売されて以来、40年以上に渡って世界中で1400万台以上が販売されてきたフォルクスワーゲンポロの新型が発表された。約8年ぶりにフルモデルチェンジした新型ポロは、ゴルフと並ぶ大きな柱のひとつであり、ヨーロッパのBセグメントにおけるマーケットリーダーでもある。

6月16日、ベルリンで行われたメディア向けのワールドプレミアイベントにおいて、フォルクスワーゲンAGのDr.ヘルベルト・ディースCEOは次のように語った。

「9月から市場導入を予定している新型ポロには、Bセグメントモデルに期待される、あらゆるものを盛り込みました。ポロは西ヨーロッパ市場でトップですが、今後は中国市場でもマーケットリーダーとなることを期待しています。エモーショナルでダイナミック、先進性という意味でも新型ポロは、再びクラスのベンチマークとなるでしょう」

画像: 新型ポロはBセグメントの常識を覆す「小さな巨人」

かくして登場した6代目ポロは、ひとまわり立派になっている。全長4053mm×全幅1751×全高1446mmのボディサイズは、先代に対して81mm長く、69mm幅広く、7mm背が低くなっている。全長はついに4mを超え、横幅も3ナンバーサイズだ。Bセグメントモデルとしては、かなりサイズアップしている。ホイールベースも2564mmと、先代から94mmも長くなり、ついにゴルフIV(2511mm)を越えてゴルフV/VI(2578mm)に迫るまでになっている。

デザインを統括するクラウス・ビショフ氏も「先代と比較してワイド&ローなプロポーションにしたことで、スポーティでダイナミックなルックスに生まれ変わったのです」と語っている。

大型化のもうひとつの理由は、室内空間のさらなる拡大だ。新しいポロは、ホイールベースが伸びたことでフロント、リアともに乗員スペースが拡大。ルーフは先代より若干低くなったが、座面を下げることでヘッドクリアランスも拡大し、クラス最大のキャビンスペースを実現した。またラゲッジルームも従来より25%増の351Lを確保。実用性は格段に向上している。
(後編に続く)

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