ここのところアクア、フィットのマイナーチェンジやスイフトにハイブリッドが追加されるなど、新しいコンパクトHV(ハイブリッド車)が続々と登場している。そこで2017年上半期(1〜6月)コンパクトカー販売台数No.1のノートe-POWERも加えて、この4台で実走燃費対決を実施。果たしてその結果は?

まずは各車のJC08モード燃費チェック

画像: まずは各車のJC08モード燃費チェック

実走燃費を検証するに、まずは各車のJC08モード燃費を調べてみた。

アクア、ノートe-POWER、フィットハイブリッドには、それぞれ「燃費スペシャルグレード」が存在するのはご存じだろうか。これはタンク容量を小さくしたり、遮音材などを廃して軽量化をトコトン突き詰めながら、タイヤを燃費が出やすいものにするなど、燃費に特化したモデルのこと。販売的にはそれほど売れるグレードではないが、燃費の良さを示す広告塔的な意味を持っている。

1位:アクア L         38.0km/L
2位:フィット ハイブリッド   37.2km/L
2位:ノートe-POWER S    37.2km/L
4位:スイフトハイブリッド SL 32.0km/L

1位はハイブリッドの先駆者トヨタのアクア。マイナーチェンジを繰り返しながら、燃費を少しずつ伸ばして、6月のマイナーチェンジで37.0→38.0km/Lに向上させて1位に返り咲いた。

2位はフィットハイブリッドとノートe-POWERが同数値で37.2km/Lをマーク。フィットハイブリッドはこの6月のマイナーチェンジでノートe-POWERに合わせてきたというカタチだ。

4位は少し離れて32.0km/Lでスイフトハイブリッド。スイフトにはもともとマイルドハイブリッド仕様の設定があったが(こちらは27.4km/L)、今回追加されたのはEV走行も可能なフルハイブリッド仕様となる。ただ、スイフトハイブリッドには燃費スペシャルグレードがなく、そのあたりは潔いと言える。

いざ実走燃費対決!

画像: アクア L(左)×フィットハイブリッド・S Honda SENSING(右)

アクア L(左)×フィットハイブリッド・S Honda SENSING(右)

画像: スイフトハイブリッド SL(左)×ノートe-POWER X(右)

スイフトハイブリッド SL(左)×ノートe-POWER X(右)

今回のテストはスイフトハイブリッドのメディア試乗会にアクア、ノート、フィットの3台を持ち込んで行った。試乗会中ということもあり、とにかく時間がなかったのでロングランできなかったために、決して正確なものではないということをまずはご承知おきいただきたい。

テスト車両は以下の通り。燃費スペシャルグレードではなく、量販グレードをチョイスした。そのグレードのJC08モード燃費はご覧の通りで、燃費スペシャルグレードよりは低い数値となる。(スイフトハイブリッドには燃費スペシャルグレードがないので同数値)

●アクア G                 34.4km/L
●ノートe-POWER X            34.0km/L
●スイフトハイブリッド SL         32.0km/L
●フィットハイブリッド・S Honda SENSING  31.8km/L

テスト条件は、まず試乗日の気温は31℃ で、エアコンは25℃に設定、全車エコモードを使用。静岡県裾野市周辺の一般道を約20kmと、高速道路を約40km(裾野IC-御殿場ICの2往復)の計約60kmをとくにエコランをせずにごく一般的な走行をした。燃費は車載計の数値を採用。

■実走燃費結果

1位:アクア G                 23.6km/L
2位:フィットハイブリッド・S Honda SENSING  19.7km/L
3位:スイフトハイブリッド SL         19.0km/L
4位:ノートe-POWER X            18.0km/L

結果は予想通り(!?)アクアが23.6km/ℓでダントツの1位。これは実際に走っていても感じられ、アクアはエンジンが止まっている時間がとくに長く感じられた。その後は2位フィット、3位スイフト、4位ノートという順番になったが、その数値は僅差なので計測条件によっては逆転もありそう。とくに今回は走行の高速道路が約3分の2となったために、ノートe-POWERにとっては不利な条件だった。しかしアクアが燃費No.1というのは揺るぎそうにない。(ホリデーオート編集部)

■写真:玉井 充

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