2018年1月17日、英ジャガー・ランドローバー社は、ランドローバーの70周年を記念して、すでに生産を終了していたディフェンダーにV8ガソリンエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルを150台限定で発売すると発表した。残念ながら日本への導入予定はないが、この限定車が注目される訳を説明しよう。
画像: 長い歴史を刻んできたランドローバー ディフェンダー。

長い歴史を刻んできたランドローバー ディフェンダー。

ハイパワーエンジンのオマージュ

ランドローバーは70周年ということだが、1948年に本格的四輪駆動車である“ランドローバー”の製造を開始した。その後、1970年に高級四輪駆動車のレンジローバーを投入、さらに1989年にはディスカバリーの販売を開始した。

この段階でランドローバーブランドの“ランドローバー”という車名ではわかりにくいという判断が働いて、1991年に“ランドローバー”は“ディフェンダー”になった。要するに登場は新しくても、ディフェンダーこそが、ランドローバーの歴史を刻んできた伝統あるモデルということになるのだ。

画像: このスタイリングに今もファンが多いのはよくわかる。

このスタイリングに今もファンが多いのはよくわかる。

そして、ディフェンダーと言えばディーゼルエンジンという印象が強いが、実は過去においてV8ガソリンエンジン搭載車が人気を博したことがあった。そこで今回、そうした初期のハイパワーエンジンのオマージュとして限定車が登場したわけだ。

この「ディフェンダー Works V8」の5L V8自然吸気ガソリンエンジンはランドローバー史上最大のパワーを誇る。最高出力405ps、最大トルク515Nmで、最終モデル標準仕様のディーゼル車(122ps、360Nm)とは雲泥の差のハイスペックだ。

画像: このV8エンジンはジャガーXJ、Fタイプに搭載されているものがベースだ。

このV8エンジンはジャガーXJ、Fタイプに搭載されているものがベースだ。

ジャガー・ランドローバー社のディレクター、ティム・ハニングは「ランドローバー70周年の今は、皆様から愛され続けているディフェンダーのさらなる可能性を提示するのにいいタイミングです。この限定モデルはコレクターズエディションを購入するような感度の高い顧客のニーズに応えた究極のディフェンダーです」と語っている。

「ディフェンダー Works V8」のホイールベースは90と110があり、ランドローバー・クラシックから直接購入することになる。イギリスでの販売価格は90で15万ポンド(約2280万円)からだそうだ。繰り返しになるが、ジャガー・ランドローバー・ジャパンによる日本への輸入販売の予定はないとのことだ。

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