2位に43分40秒差でC.サインツ/L.クルス組が優勝
合計 14 ステージ(うち 1 ステージはキャンセル)中、プジョー3008DKR Maxi は 7 つのステージで勝利を獲得。最終的に 43 分 40 秒のリードを築いて、アルゼンチンのコルドバにトップで到着した。
2016 年/2017 年とダカールラリーを連覇しているステファン・ペテランセル/ジャン・ポール・コトレ組は、一時は首位、第 13 ステージまでは総合 2 番手につけていましたが、最終的には合計 3回のステージ最速タイムを記録して、4 位でゴール。
シリル・デプレ/デビッド・キャステラ組も一時は総合首位につけたが、アクシデントで大きく後退。その後はチームメイトのサポートに回り、上位フィニッシュに貢献した。
2017年大会で 2位を得たセバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ組は、第5 ステージでスタックしたマシンを避けようとしてコースオフ。その衝撃でコ・ドライバーのエレナが尾てい骨を負傷したため、残念ながらリタイアを喫した。
カルロス・サインツ(総合優勝)のコメント
「今大会は、これまで私が参戦してきたダカールラリーの中で、最も難しい大会だったかもしれません。難易度の高いラリーで勝つことができ、ルーカスと私はとても満足しています。このプログラムを通じて素晴らしい仕事をしてきたチームも、全員が同じ想いを共有しています。このプロジェクトを支えてくれたすべての方々、そしてプジョー・スポールに心から感謝しています。プジョー 3008DKR Maxi は、私がラリーレイドで乗ってきた中で最高のマシンです」
ブルーノ・ファマン(プジョー・スポール・ディレクター)のコメント
「サインツ/クルス組とプジョー 3008DKR Maxi による見事な勝利によって、プジョーのダカールラリー参戦活動は有終の美を飾ることができました。私たちの技術レベルが非常に高いことと、揺るぎないチームスピリットの賜物と言えるでしょう。サインツは、ダカールラリーのプロジェクト初期段階から深く関わってくれました。この 10 年で最も難しい内容となったラリーで、3 台のプジョー 3008DKR Maxi がフィニッシュできたことは、我々の技術力を証明しています。チーム全体がこの結果に満足しており、プジョーに誇りを感じています」