走りは極上、長距離でも疲れない
みなさんこんにちは。ゴルフ好きバラエティ自動車ジャーナリストの小沢コージです。ゴルフ向きスポーツカーと言えば、人も道具もたくさん積めるその名もフォルクスワーゲン ゴルフGTI! と言いたいところですが行き帰りの道をより楽しみたいならやっぱりポルシェ!
ご存じドイツの超有名スポーツカーですが、コイツはもう“移動の質”を劇的に変えちゃいます。いわば、せんべい布団とエアウィーヴ、2000円のワインとロマネコンティぐらい味が違う。
オマケに今回選んだケイマンSなら大人がふたり乗れる上、スリムなゴルフバッグ&大容量ボストンバッグをふたつ積めちゃう。こういう本格的スポーツカーって実は少ない。
718ケイマンSのなにが凄いってまず本格的なミッドシップスポーツであること。重心の低いポルシェ独自の2.5L フラット4ターボエンジンを運転席直後に積むから乗り心地がいい上、ステアリングフィールも極上で運動性能もいい。
街中、峠道どこでも思い通り曲がれます。パワーも最高350psでわずかエンジン1900回転から40kgm以上の最大トルクを発揮。これさえあれば男と女の大人の極上ゴルフデートは完璧よ!
フロントトランクの収納力が大きい
さすがにキャディバッグを積むことはできないが、着替えやゴルフシューズなどが入る大きめのボストンバッグが4個は入りそうなほどフロントトランクは大きい。ゴルフ旅にももってこい!
キャディバッグが2個積める
本格的であればあるほどラゲッジが削られるのがピュアスポーツの世界。しかしケイマンは例外的に実用的。人とエンジンを真ん中に載せて、後部には薄型キャディバッグが積める
疲れにくく乗り心地がいい
味はバターで……じゃないがクルマの味は基本性能で決まる。ケイマンはレースカー同様に重いエンジンをボディ中央に低く積み4輪均等に車重が乗り、良く曲がるだけでなく感触&乗り心地は極上!
ちょっとイタリア的でカッコいい!
かつてはまさにドイツデザイン! ゾーリンゲンのナイフの如く機能追究型だったポルシェデザインも近年華麗に。ケイマンは小沢的には絶妙イタリアン風味が入って超カッコいい!(これは週刊ゴルフダイジェスト4/3号の記事を再編集したものです)