1月11日、日本自動車輸入組合(JAIA)から昨年2016年輸入車新規登録台数が発表された。
輸入車ブランド別販売台数ではメルセデス・ベンツが2015年に引き続き第1位となった。
画像: 【ニュース】輸入車ブランド別新規登録台数でメルセデス・ベンツがトップ 2017年1月11日

ブランド別ではメルセデス・ベンツがトップ

ブランド別では、メルセデス・ベンツが6万5162台でトップとなった。ブランド別ベスト10は以下の通り。

1位 Mercedes-Benz 6万7386台 
2位 BMW 5万0571台
3位 VW 4万7234台
4位 Audi 2万8502台
5位 BMW MINI 2万4548台
6位 Nissan 1万8225台
7位 Toyota 1万5887台
8位 Volvo 1万4914台
9位 Jeep 9392台
10位 Suzuki 9026台

ちなみに6位のニッサンはマーチなど、7位のトヨタはアベンシスなど、10位のスズキはバレーノやエスクードなどが海外生産の輸入車だ。

VWは3位に

メルセデス・ベンツが輸入車ナンバーワンブランドになったのは昨年2015年に引き続き2年連続。それまで15年連続してナンバーワンだったフォルクスワーゲンは、2016年は3位に転落した。
日本メーカーをのぞくブランドの前年対比を見てみると、メルセデス・ベンツ(103.4%)、BMW(109.4%)、BMW MINI(116.4%)、ボルボ(108.2%)、Jeep(131.7%)というような好調なブランドと、フォルクスワーゲン(86.2%)、アウディ(96.9%)という不調なブランドに分かれる結果となった。

メルセデス・ベンツは2016年、新型Eクラス/Eクラスステーションワゴンをはじめ、GLCやCクラスクーペ、GLS、GLEクーペ、SLC、SLなどニューモデルを次々と発表、販売店も充実させたことが今回の結果に繋がっている。

2016年は輸入車全体で前年比4.6%増加

日本メーカーを含めた輸入車新規登録台数の2016年の 累 計 は 34万3673 台 で 前 年 同 期(32万8622台)と比べ4.6%増加している。外国メーカー車のみだと29万5114台で、前年同期(28万5496台)と比べ3.4%の増加となっている。

フランスブランドは堅調

好調だったのがフランスブランドだ。

11位 Peugeot 7403台(前年比125.3%)
14位 Renault 5304台(前年比104.4%)
20位 Citroen 2009台(前年比101.5%)
24位 DS 1129台(前年比122.1%)

と、すべて2015年対比でプラスとなった。プジョー/シトロエンはクリーンディーゼルモデルの導入、ルノーは新型トゥインゴなどの導入が好調の要因だ。

This article is a sponsored article by
''.