自動車の開発エピソードや、レースの話題によく登場する言葉、「ニュルブルクリンク」。ではニュルブルクリンクとは、いったいどんな場所なの? こもだきよし氏が解説する。
画像: 【くるま問答】ニュルブルクリンクって、どんなところなの?【解説】

世界一タフなサーキット

世界で一番タフなサーキットと言われているのが、ドイツのニュルブルクリンクのノルドシュライフェだ。ニュルブルク(ニュル城)にあるリンク(サーキット)なのでニュルブルクリンクと呼ぶ。

ノルドシュライフェは北コースという意味で、現在は20.832kmだが、1927年にオープンしたころは22.8kmだった。南コースもあったが84年に安全性を高めるために改修され、F1も開催できるグランプリコースになった。

有名なニュル24時間レースは、このGPコースの一部とノルドシュライフェのフルコースを使って開催される。昔は大規模な草レースだったが、いまや世界の自動車メーカーが凌ぎを削っている。

画像: ▲毎年5月末に開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レース。自動車メーカーもこぞって参戦する。

▲毎年5月末に開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レース。自動車メーカーもこぞって参戦する。

高低差が300mもある!

ノルドシュライフェがなぜタフなコースなのかというと、高低差が約300mもあること。道路の最大勾配は17%と通常のサーキットとは別次元なのだ。レースではそこを速いスピードで走るからクルマはジャンプするシーンも見られる。レースでGT-Rが宙を舞って事故になったため、2016年のオープンまでに、勾配の終わりをなだらかにする工事が行われている。

エスケープゾーンは狭く、横だけでなく縦方向もブラインドコーナーがたくさんあるので、走るにはコースを熟知していないと危険だ。雨が降るとレコードラインは雪道のようになる。

一般の人もレンタカーで走行できる

ウイークデイの昼間の時間帯は、インダストリアルプールといって、カーメーカー、タイヤメーカーなどが走行テストを行っている。それが終わって夕方からと土日は一般のドライバーも走行できる。ニュルブルクリンクには、走行するための専用のレンタカー屋もある。

破産した経歴もあるが、ハコモノを作り過ぎた当時の社長の経営の失敗だが、コース運営だけを見れば立派に成立している。

画像: 2015 Civic Type R development car achieves Nürburgring lap time of 7:50.63 seconds youtu.be

2015 Civic Type R development car achieves Nürburgring lap time of 7:50.63 seconds

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