BMWが展開する“iパフォーマンス”シリーズに6番目のモデル、530eが加わった。PHEVの普及を促すワイヤレス充電システムもオプション設定され、さらに使い勝手が向上している。
文:竹花寿実/写真:BMW AG

アッパーミドルPHEVに相応しい完成度のBMW 530e iパフォーマンス

2017年1月に北米国際モーターショーでワールドプレミアとなり、同年2月に日本上陸を果たした新型BMW5シリーズセダンは、当初からガソリンとディーゼルエンジンに加え、プラグインハイブリッド「530e iパフォーマンス」を追加するとアナウンスしていた。

先代モデルの5シリーズには、「アクティブハイブリッド5」というハイブリッド車がラインナップされていたが、これは電気モーターのみの走行距離が最大4km程度で、外部電源による充電もできないハイブリッドモデルだった。

画像: アッパーミドルPHEVに相応しい完成度のBMW 530e iパフォーマンス

今回登場した「530e iパフォーマンス」は、電気モーターのみで最大50kmの航続距離と、外部電源による充電が可能なプラグインハイブリッドである。今回はヨーロッパ市場でのデリバリー開始を受けて、2017年4月25日にドイツ南部のベルヒテスガーデンで行われた国際試乗会で、その走りを体験することができた。

530e iパフォーマンスは、一見すると通常の5シリーズセダンとなんら変わらないが、キドニーグリルにはブルーのインレイがあしらわれたエアベントコントロールが備わり、標準で18インチ、オプションで最大20インチまで用意されるアルミホイールには、ブルーの縁取りが施されたBMWセンターバッジが装着される。

インテリアは基本的に他の5シリーズと同じだが、メーターパネルには回転計の代わりにパワーメーターが備わる。またセンターコンソールには「スポーツ」、「コンフォート」、「エコプロ」の3モードを備えた「ドライビング パフォーマンス コントロール」の切り替えスイッチの他、「オート」、「マックス」、「バッテリーコントロール」という3モードの切り替えができる「eドライブボタン」が備わる。

パワートレーンは、最高出力184ps、最大トルク290Nmの2L 直4ターボに、113ps/250Nmを発生する電気モーターを内蔵した8速ATを組み合わせる。ハイブリッドのシステム最高出力は252ps、最大トルクは420Nm。駆動方式は後輪駆動。

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量9.2kWh、351Vというハイボルテージのものをリアシート下に搭載する。フル充電に要する時間は、2.7kWで4時間半、3.7kWで2時間45分となる。
後編へ続く

BMW 530e iパフォーマンス 主要諸元表(EU準拠)

●サイズ:4936×1868×1483mm ●ホイールベース:2975mm ●車両重量:1845kg ●エンジン:直4 DOHCターボ・1998cc ●エンジン最高出力:135kW(184ps)/5000-6500rpm ●最大トルク:290Nm/1350-4250rpm ●モーター最高出力:83kW(113ps)/3170rpm ●モーター最大トルク:250Nm/0-3170rpm ●駆動方式:FR ●トランスミッション:8速AT

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