モータースポーツをより身近に感じてもらおうと、毎年お台場で開催されている「モータースポーツジャパンフェスティバル」。今年は悪天候の影響を受けて…。
1日だけでも4万5000人のモータースポーツファンが集まった!
今年で13回目を迎える「モータースポーツジャパンフェスティバルinお台場」。例年は土日2日間の開催だが、今年は荒天が予想された2日目は中止となり、4月14日(土)のみの開催となった。
普段のサーキットでは距離感のあるドライバーにここでは間近に接することができ、しかも入場無料ということもあり、関東以外からの来場者も多く、モータースポーツファンにしっかり根付いたイベントとなっている。また大人だけでなく子供も楽しめるようにと、各出展者が工夫をこらした企画も盛りだくさん。日本レース写真家協会(JRPA)主催のジュニアフォトスクールが、特に人気を呼んだ。またF1やスーパーGTマシンのコクピット体験も、ここでは思う存分楽しめる。
さらに、スバル創立60周年を記念して「Legend of the SUBARU」と銘打った特別展示が行われた。実際のラリーカーが当時の市販モデルと並列展示されるなど、多くの来場者の関心を集めた。また走行エリアでは新井敏弘が1998年のWRCマシンに乗り込みデモ走行。お約束の白煙を上げるファンサービスなどで会場を大いに沸かせた。
1日のみの開催だったが、約4万5000人もの来場者で賑わいを見せるイベントとなった。
(文と写真:井上雅行)