足の良さとターボパワーで国内ラリーチャンプを狙う
ランサーターボの走りの魅力は、ターボエンジン特有の加速感の波が非常に少なく抑えられている点。日産系ターボのように、一定回転域からの爆発的な盛り上がりは体感できないが、全域で加速は鋭い。パワーウエイトレシオ7.4kg/psという身の軽さもあって、0-400m加速タイムは16.16秒という実力。このクラスでは16.11秒を叩き出したブルーバード1800SSSターボSと双璧をなすモデルと言っていい。固く引き締められた足回りは、エンジンのパワー増加分よりも若干勝っていて、無改造のままでも十分。上級スポーツカーを脅かす走りの実力は、まさに三菱スポーツの魅力と言っていいはずだ。(ホリデーオート1982年10月10日号より抜粋)
全長×全幅×全高:4230×1610×1385mm
ホイールベース:2440mm
重量:1005kg
エンジン:G62B型・直4SOHC・1795cc
最高出力:135ps/5800rpm
最大トルク:20.0kgm/3500rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/4リンク・リジッド
ホリデーオート 2018年 6月号
3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き
販売価格(税込): 490 円
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