ホリデーオート6月号の特集は「GT AGAIN!」。クルマ好きの心を熱くした「GT」の過去、現在、そして未来を一挙に解説している。ここでは、その中の「日本のGTインプレダイジェスト」の記事を特別にピックアップしてお届けしよう。今回は、1981年、ラリー活動に力を入れた三菱自動車が送り込んだハイパワーターボFR車、「ランサーEX1800GTターボ」だ。詳しくは現在発売中のホリデーオート6月号をご一読のほど!
画像: 日本のGTインプレダイジェスト。ランサーEXターボ1800GT【1981年10月登場】

足の良さとターボパワーで国内ラリーチャンプを狙う

ランサーターボの走りの魅力は、ターボエンジン特有の加速感の波が非常に少なく抑えられている点。日産系ターボのように、一定回転域からの爆発的な盛り上がりは体感できないが、全域で加速は鋭い。パワーウエイトレシオ7.4kg/psという身の軽さもあって、0-400m加速タイムは16.16秒という実力。このクラスでは16.11秒を叩き出したブルーバード1800SSSターボSと双璧をなすモデルと言っていい。固く引き締められた足回りは、エンジンのパワー増加分よりも若干勝っていて、無改造のままでも十分。上級スポーツカーを脅かす走りの実力は、まさに三菱スポーツの魅力と言っていいはずだ。(ホリデーオート1982年10月10日号より抜粋)

全長×全幅×全高:4230×1610×1385mm
ホイールベース:2440mm
重量:1005kg
エンジン:G62B型・直4SOHC・1795cc
最高出力:135ps/5800rpm
最大トルク:20.0kgm/3500rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/4リンク・リジッド

画像: 見た目は乗用車然としているが、インパネ左下のターボメーターが高性能の証。トランスミッションは5速マニュアルのみ。

見た目は乗用車然としているが、インパネ左下のターボメーターが高性能の証。トランスミッションは5速マニュアルのみ。

ホリデーオート 2018年 6月号
3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き
販売価格(税込): 490 円

画像: ホリデーオート 2018年 6月号 3号連続特別付録 第1巻『昭和の名車図鑑』(昭和35年~45年)付き 販売価格(税込): 490 円

【総力特集】
『GT AGAIN!』
~GTをもう一度
○34年ぶりのソアラ再考
○追憶のレパード物語
○日本の美クーペ
・レクサスLCは現代のソアラだ!
○俺たちのGTを支えたパワーユニット
・日産L型6気筒vsトヨタDOHC
○一度は乗ってみたかった!忘れえぬGT
・AE86レビン / トレノ
・レガシィ・ツーリングワゴンGT
・マークⅡ2000GT ツインターボ
・セドリック / グロリア Gran Turismo (Y31~Y32)
○再評価したい、あのGTたち
・トヨタ カローラレビン GT-Z
・トヨタ カリーナ GT
・トヨタ カローラ GT
・トヨタ カルディナ GT-FOUR
・トヨタ MR2 G
・スズキ カルタス GT-i
・スズキ フロンテ GT-W
・三菱 ミラージュ 1600GT
・三菱 ミニカ スキッパー GT
○広告に見る「スカG」モテ神話
○古今東西GTコボレ話
・初めてGTを名乗ったクルマと言えば?
○世界の“美”GTカーを愛でる
・日米欧の華麗なクルマたち
○GTを感じる“ちょっと”良いモノSELECTION
○日本のGTインプレダイジェスト
○トヨタvs日産vsホンダ
・3メーカースーパーGTマシン ガチ対決再び《別冊付録》
○その他、特集、連載記事満載


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