10/15に開催されたスーパー耐久選手権第6戦において、97号車Modulo CIVIC TCRがクラス別ポール・トゥ・ウィンを達成した。また、98号車Modulo CIVIC TCRが新設されたST-TCRクラスで初年度チャンピオンとなった。
ST-TCRクラスを含めた5クラスが混走となる3時間の耐久レースは、雨によりSCスタートとなった。クラス別ポールの97号車Modulo CIVIC TCRに続くのは、前々戦まで開幕4連続ポールを獲っていた45号車LIQUI MOLY RS3 LMS。
予選のクラッシュによりピットスタートとなっていた98号車Modulo CIVIC TCRだが、SC解除後のわずか数周でクラス4番手の19号車BRP AUDI Mie RS3 LMSの直後までポジションを挽回。今回は完走さえすればチャンピオン獲得となるが攻めの走りを見せレースを盛り上げる。
前戦富士で優勝している10号車Racingline PERFORMANCE GOLF TCRとピットインのタイミングで首位が入れ替わるが、それ以外は終始97号車CIVICがレースをリードする。
3時間、96周に及ぶウェットレースをノートラブルで走りきった97号車CIVICがトップチェッカー。ST-TCRクラスでポール・トゥ・ウィンを達成した。
第2戦以来の表彰台中央に立つ3名のドライバー、左より伊藤真一、幸内秀憲、中野信治。2位、3位にはそれぞれ10号車GOLF、45号車AUDIが入賞。3メーカー揃い踏みの表彰台で2017年シリーズは幕を閉じた。
そして途中トラブルによりピット作業を行うも、98号車Modulo CIVIC TCRがクラス5位で無事完走。黒澤琢弥、石川京侍、加藤寛規組がST-TCRクラス初年度チャンピオンとなった。
(PHOTO:井上雅行)