3代目スズキ MRワゴンは軽ハイトワゴンのレベルを一段引き上げる存在だった【10年ひと昔の新車】
2011年1月、スズキ MRワゴンが3代目となって登場した。新開発のプラットフォームに、16年ぶりに全面的に刷新された軽自動車用エンジンを搭載した意欲作で、モノフォルムの「スタイリッシュな軽ハイトワゴン」として、若いユーザーをターゲットにさまざまなコンセプトが盛り込まれていた。今回はその後の軽自動車のあり方に大きな影響を与えた3代目MRワゴンの試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年4月号より)