2023年5月16日、1968年に発表されたシトロエン・メアリが誕生55周年を迎えた。2CVのプラットフォームの上に鋼管フレームを組み、ABS樹脂製プラスチックパネルをボルト留めするという構造は、大量生産が容易で、修理や洗車も簡単、まさに画期的なものだった。

軍隊からレジャーまで、あらゆる場面で活躍

1968年から1987年までの20年間に14万4953台が生産されたシトロエン・メアリは、自動車史に残る独創的なモデルだった。

画像: 熱成形のABS樹脂製プラスチックパネルは、ワックスがけの必要もなく、錆びることもなく、修復も簡単で、手間要らず。さらにカスタマイズも容易なことから、さまざまな仕様が作られた。

熱成形のABS樹脂製プラスチックパネルは、ワックスがけの必要もなく、錆びることもなく、修復も簡単で、手間要らず。さらにカスタマイズも容易なことから、さまざまな仕様が作られた。

ABS樹脂製パネルを組み合わせたボディ構造は、シンプルゆえに、修理やメンテナンス、カスタマイズが容易で、すり傷、へこみ、腐食に強く、さらに車内外ともホースで洗うことができる利便性の高さが人気で、軍隊や医療チーム、警察、税関、空港、店舗、レジャーなどあらゆる場面で活躍。とくに軽量ボディと4×4の組み合わせは走破性が高く、パリダカール・ラリーの医療チーム用車両として使われたことでも有名だ。

メアリという車名は、北アフリオの砂漠に生息するヒトコブラクダから来ているが、ヒトコブラクダの忍耐強さ、長距離移動を苦にしない強靭さ、順応性の高さは、まさにこのクルマの性格をよく表している。

当初はドアもないシンプルなオープンカーとして誕生しているが、後に全天候型の乗用車タイプや4×4も登場するなど、さまざまな仕様が登場してさらに人気を高めている。

2CVとはまったく異なる外観にビックリ。このコンセプトは現在のシトロエンC3プルリエルに受け継がれている。

画像: 2CVが持っていた道具のような性格をさらに明確に継承、若者のレジャー用から作業用まで幅広い用途に活用された。

2CVが持っていた道具のような性格をさらに明確に継承、若者のレジャー用から作業用まで幅広い用途に活用された。

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