2023年7月23日(現地時間)、F1第12戦ハンガリーGPが首都ブタペスト近郊のハンガロリンクで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。2位にはマクラーレンのランド・ノリス、3位にはレッドブルのセルジオ・ペレスが入った。フェルスタッペンは今季9勝目、自身通算44勝目。レッドブルは開幕から11連勝、昨年最終戦からの12連勝F1史上初と、記録づくめの勝利となった。角田裕毅はソフトタイヤでスタートし、一時トップ10に近づいたが、ピット作業が遅れたこともあって後退し15位でフィニッシュ。新しいチームメイトのダニエル・リカルドは13位だった。

好スタートから独走、フェルスタッペン7連勝

前日の予選で連続ポールポジションは途絶えたものの、フェルスタッペンはその悔しさをすぐに晴らした。

画像: フェルスタッペンは今季9勝目、自身通算44勝目。レッドブルは開幕から11連勝、昨年最終戦からの12連勝となった。

フェルスタッペンは今季9勝目、自身通算44勝目。レッドブルは開幕から11連勝、昨年最終戦からの12連勝となった。

画像: スタート時の路面温度が53度という非常に暑いコンディションの中でレースは行われた。

スタート時の路面温度が53度という非常に暑いコンディションの中でレースは行われた。

路面が汚れているダーティなイン側2番グリッドだったものの「やっといいスタートが切れた。インに入れれば自分のものだとわかっていたからブレーキを遅らせたんだ」と本人がレース後に自賛したほどの好ダッシュでポールポジションのルイス・ハミルトンに並ぶと、そのままターン1でもインをキープして首位を奪取。

一方、アウトに回らざるを得なくなって失速したハミルトンはそのまま4番グリッドのオスカー・ピアストリにもインを突かれて先行を許しただけでなく、3番グリッドからスタートしたノリスにまでかわされてしまった。

首位に立ったフェルスタッペンは予選終了後にレッドブルのフィーリングに不満を漏らしていたのが嘘ような快走ぶりで2台のマクラーレンを引き離していく。

画像: ハンガリーGPの表彰台。フェルスタッペンは今季9勝目。久しぶりにセルジオ・ペレスも3位に入った。

ハンガリーGPの表彰台。フェルスタッペンは今季9勝目。久しぶりにセルジオ・ペレスも3位に入った。

訪れた2回のタイヤ交換も築き上げた大量リードに守られて無難にこなし、最終的には30秒以上の大差でシーズン7連勝を飾った。

レース後のフェルスタッペンは「昨日の1周のラップではマシンは今ひとつだったけど、今日はどのタイヤでも完璧なバランスだった」と満面の笑顔。これでランキング2位のペレスとのドライバーズ選手権のポイント差は110点にまで広がった。

なお、レッドブルは今回の勝利で昨年最終戦から続く連勝を12として、1988年にマクラーレンが記録した11連勝を超える新記録を達成している。

またも速かったマクラーレン、ノリスが2戦連続の2位表彰台

前戦の地元イギリスGPでは今季初の表彰台を得たものの、まったくキャラクターの違うハンガロリンクでは苦戦が予想されたマクラーレンだが、予選に続いて決勝でも躍動した。

画像: イギリスGPに続いて、2戦連続で2位入賞を果たしたマクラーレンのランド・ノリス。

イギリスGPに続いて、2戦連続で2位入賞を果たしたマクラーレンのランド・ノリス。

スタートで2番手に上がったピアストリこそレース中盤からペースダウンして5位に終わったものの、ノリスは力強い走りで追い上げてきたペレスを寄せ付けずに2戦連続の2位フィニッシュを果たし、「少し前までは表彰台とか考えられなかったのに、今は優勝を狙えて走れている。チームの頑張りは素晴らしいよ」と今後の戦いにも期待を寄せていた。

F1グランプリはすぐさまベルギーに移動。次戦第13戦ベルギーGPは夏休み前の前半戦最後の1戦。7月28日〜7月30日、スパ-フランコルシャン・サーキットで開催される。スパ-フランコルシャン・サーキットはハンガロリンクとは全く異なる特徴を持っており、ベルギーGPはスプリント形式で行われるシーズン第3戦となる。(文:新村いつき)

画像: ハンガリーGPのタイヤ戦略。コンパウンドの違いはあったものの、ドライバー全員が 2ストップを選択した。

ハンガリーGPのタイヤ戦略。コンパウンドの違いはあったものの、ドライバー全員が 2ストップを選択した。

2023年F1第12戦ハンガリーGP決勝 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT) 70周
2位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+33.731s
3位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+37.603s
4位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+39.134s
5位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+62.572s
6位 63 G.ラッセル(メルセデス)+65.825s
7位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+70.317s
8位 55 C.サインツ(フェラーリ)+71.073s
9位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+75.709s
10位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+1周
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13位 3 D.リカルド(アルファタウリ・ホンダRBPT)+1周
15位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)+1周
ファステストラップ 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)

2023年F1ドライバーズランキング(第12戦終了時)

1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)281
2位 S.ペレス(レッドブル)171
3位 F.アロンソ(アストンマーティン)139
4位 L.ハミルトン(メルセデス)133
5位 G.ラッセル(メルセデス)90
6位 C.サインツ(フェラーリ)87
7位 C.ルクレール(フェラーリ)80

2023年F1コンストラクターズランキング(第12戦終了時)

1位 レッドブル 452
2位 メルセデス 223
3位 アストンマーティン 184
4位 フェラーリ 167
5位 マクラーレン 87

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