ゴルフが1年ぶりにトップに返り咲く
輸入車の販売が好調だ。4月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が発表したデータによると、2017年3月の販売台数は前年比プラス7.3%となった。しかも、下記にあるようにベスト10に入っているブランドのすべてが前年をクリアしている。中でも好調なのがルノーとポルシェで、前年を60%以上も上回っている。ルノーはトゥインゴ、ポルシェはカイエンとマカンのSUV人気によるものだろう。
また、フォルクスワーゲンは3月がプラス4%で、1〜3月の累計でもプラス3.6%と完全に復調している。その牽引役はゴルフで、1〜3月のモデル別販売台数において1年ぶりにMINIを抑えてトップになっているのだ。
そして、トップはまたまたメルセデス・ベンツだが、3月はプラス0.4%、1〜3月ではプラス0.6%となんとか前年をクリアしているような状況だ。まだフォルクスワーゲンと台数の開きはあるが、こうした状況が続くとあるいは年末までにその差はかなり縮まっているかも知れない。
●2017年3月 外国メーカー車登録台数
1位:メルセデス・ベンツ 8578台(100.4%)
2位:フォルクスワーゲン 6775台(104.0%)
3位:BMW 6699台(102.8%)
4位:アウディ 3262台(102.5%)
5位:MINI 3278台(106.4%)
6位:ボルボ 1851台(112.4%)
7位:ジープ 1289台(124.4%)
8位:ルノー 1333台(167.9%)
9位:プジョー 1223台(114.2%)
10位:ポルシェ 879台(162.2%)
※( )内は対前年比
●2017年1〜3月 外国メーカー車モデル別登録台数
1位:フォルクスワーゲン ゴルフ 6406台
2位:MINI 6379台
3位:メルセデス・ベンツCクラス 4742台
4位:フォルクスワーゲン ポロ 3590台
5位:メルセデス・ベンツEクラス 3330台
6位:BMW3シリーズ 2843台
7位:アウディA3 2430台
8位:BMW1シリーズ 2200台
9位:メルセデス・ベンツCLA 2183台
10位:BMW2シリーズ 2026台