横浜ゴムは、モータースポーツ事業の専門会社「ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル株式会社」をこの6月30日に解散、新たに「モータースポーツ推進室」を設置し、その活動を引き継ぐ。モータースポーツ推進室は5月1日に発足させる。
創立100周年のヨコハマが次なる一手
ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル株式会社は、競技用タイヤの開発/供給と活動全般を統括する会社として2013年4月に発足、事業活動を行ってきた。
活動期間中は、スーパーフォーミュラのワンメイクサプライヤーの開始やスーパーGTでの活動、GTアジアやセパン12時間レース、全日本F3へのワンメイク供給、WTCCへのタイヤ供給などレース活動に貢献してきた。今回、モータースポーツ事業の活動領域をグローバルに拡大する上で、同社を発展的に解散、横浜ゴムの中の組織である「モータースポーツ推進室」でその活動を統括することが効果的であると判断した。
横浜ゴムは今後もモータースポーツをタイヤ事業のグローバル展開の一環と位置づけ、国内外での幅広いモータースポーツ活動を通して、ヨコハマの認知度向上を図り、自動車産業及びモータースポーツマーケットの成長発展/活性化に貢献していくという。
編集部より:
横浜ゴムは今年創立100周年。社長や前社長をはじめ、モータースポーツが大好きな社員が多いイメージがある会社なので、今後の展開が楽しみです。もしかすると、新たに世界選手権レベルのワンメイク供給、なんてことがあるかも!?