プレミアムSUV市場の中で根強い人気を誇るジープ・グランドチェロキーは、2017年2月に大幅改良を実施。乗り味と品質がさらに向上しただけでなく、3.6L V6エンジンの省燃費性能が評価され、日本でエコカー減税対象車に認定された。
2月にフェイスリフトされたグランドチェロキーは、従来モデルでラインナップされていた5.7L V8OHVエンジンから、すべて3.6L V6DOHCエンジンへとダウンサイジングされた。
280psを発生するV6エンジンは低速域から太いトルクを発生し、その最大トルクは347Nm/4000rpmをマークする。2段階可変バルブタイミング装置などを搭載することで力強さと優れた省燃費性能を両立し、JC08モード燃費は9.6km/Lとトップクラスの数値を実現する。
エコカー減税対象の認定取得に必要な燃費・排ガス基準をクリアしたことで自動車取得税は20%、自動車重量税は25%も軽減されることになった。
3.6L V6という大排気量特有の上質なフィーリングを楽しめるうえに税金も安くなるジープ・グランドチェロキーはさらに注目されるだろう。