グッドイヤーのスタッドレスタイヤ、アイスナビ7が2017年6月30日に発表された。従来のアイスナビ6からトレッドパターンやコンパウンドの変更など、フルモデルチェンジすることで氷上ブレーキング性能が向上した。2017年8月1日に発売されるこのアイスナビ7に、スケートリンクで試乗することができた。
氷上ブレーキ性能は7%向上。それ以上にコーナリング性能の向上を体感
日本グッドイヤーが2017年6月30日に発表したスタッドレスタイヤ「アイスナビ 7」は、トレッドパターンを新デザインとして氷上ブレーキ性能とコーナリング性能を向上させている。細く波状に刻まれた溝「エキストラ マルチプル サイプ」が氷上路面へのひっかき効果を高め、さらにブロックの剛性を高める「ウルトラNAVIブレード」が接地形状を最適化することで、氷上性能を高めてきた。
実際にスケートリンクで従来のアイスナビ6と比較すると、ブレーキ制動距離が短くなっている。しかし、それ以上に良くなっていると感じたのがコーナリング性能だ。S字やゆるいコーナーでのスピードが明らかに速い。アイスナビ6で走ったときはアウト側に膨らんで思わずブレーキペダルを踏んだコーナーを、同じ速度でしっかりとグリップしながらクリアしていった。
氷上性能を大幅に向上させた新たなトレッドパターンは、ウエットブレーキ性能や耐磨耗性能、雪上走行性能なども高めているという。
ラインナップは67サイズ。価格はオープンで、2017年8月1日に発売される。