現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はSUVにスポットを当てており、今回は「ジープ レネゲード」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
FFのお手頃モデルもあり
かつてラングラーなどで使われていたグレード名を車名としたレネゲード。日本へは2015年9月に上陸した。伝統の7スロットルグリルを採用してジープであることを主張しながら、これまでのジープブランドには見られなかったポップな雰囲気を身にまとっている。
ラインナップは140ps/230Nmの1.4L直4DOHCターボ+6速DCTのロンジチュードとリミテッド、175ps/230Nmの2.4L直4DOHC+9速ATのトレイルホークの3モデルで、いずれも右ハンドル仕様となる。
4WDシステムにはリアアクスル分離機能を備え、セレクテレインシステムの「AUTO」モード選択時は状況により後輪の駆動をカットすることで燃費の向上に貢献する。レネゲードとは「異端児」という意味。
注目ポイント:燃費効率の良いマルチエアエンジンを搭載するのポイント。JC08モード燃費はロンジチュードが15.5km/L、トレイルホークは10.4km/Lを達成している。
ジープ レネゲード 主要諸元
全長:4255〜4260mm
搭載エンジン:1.4L直4ターボ/2.4L直4
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:6速DCT/9速AT
車両価格:2,970,000~3,456,000円