現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はCセグメントモデルにスポットを当てているが、今回は「シトロエンC4」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
Cセグメントのトレンドを追求
WRCで無類の強さを誇ったクサラから先代モデルのC4へと変わり、2世代目となる現行型はDSブランドとの併存を意識しつつもプレミアム化するCセグメントの潮流を追ったモデルになり、ボディは3ドアが廃され、5ドアハッチに一本化された。
インテリアも先代で特徴的だった「透過式センターメーター」や「中央固定式ステアリング」といった装備が廃止され、シトロエンらしい独創性はやや薄れている。駆動系には1.2Lターボと1.6Lディーゼルが揃う。
注目ポイント:上級仕様のセダクション・アップグレードパッケージはガソリンのみの設定となる。フロントウインドウからピラー幅いっぱいにリアハッチまで繋がるグラスルーフを装備する。
シトロエンC4 主要諸元
全長×全幅×全高:4330×1790×1490mm
搭載エンジン:1.2L直3ターボ/1.6L直4ディーゼルターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:6速AT
車両価格:2,590,000~2,790,000円