いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ランドローバー ディスカバリースポーツ」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
ファミリーユースに最適な1台
ディスカバリーの弟分として2014年に誕生し、同年に日本にも上陸している。ディスカバリーの派生モデルと思われがちではあるが、実質的にはフェードアウトしたフリーランダーの後継モデルと言っていいだろう。
その特徴は5人乗りモデルの車両寸法でありながら、子供2人分のシートを追加する5+2シート仕様をオプションで用意するということ。広い室内空間を持ち、SUVらしい多用途な使い方ができるだろう。
エンジンは240ps/340Nmを発生する2L直4ターボを搭載して9速ATが組み合わされ、4輪を駆動することによりディスカバリーの名に恥じない優れたオフロード性能を発揮する。また、アルミを多用した軽量ボディとすることで、オンロードでの俊敏な走りをも実現している。
ディカバリー スポーツ 主要諸元
全長:4610mm
全幅:1895mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:10.3km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:2Lガソリン
日本デビュー:2014年10月8日
車両価格:5,100,000〜7,230,000円