いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ジープ ラングラー」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
脈々と進化を続ける
ジープの代名詞というべきモデルで、大自然を走破するために生まれた伝統的オフロード四輪駆動車と表現できる。
軍用車として1941年に誕生したウイリスMBをルーツとし、70年の歴史の中で進化を繰り返しながら、そのDNAは脈々と受け継がれてきた。搭載されるエンジンは284ps/347Nmの3.6L V6ガソリンエンジンに、5速ATと副変速機付きのパートタイム4WDシステムをが組み合わされる。
アピアランスはクラシックだが、ヒルスタートアシストやヒルディセントコントロールといった電子デバイスを備え、またトップは3枚のパネルに分割可能な「フリーダム 3ピース モジュラーハードトップ」となる。アンリミテッドは、全長とホイールベースを520mm延長した4ドアモデルである。
ジープ ラングラー 主要諸元
全長:4185~4705mm
全幅:1880mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:7.5~7.9km/L
乗車定員:4(5)名
搭載エンジン:3.6Lガソリン
日本デビュー:2007年3月1日
車両価格:3,963,600〜4,276,800円