日本レース写真家協会(JRPA)は、その年一番のフォトジェニックに贈る「JRPA AWARD」に2017年は特別に「栄誉賞」を設定。INDY500マイルレースを制した佐藤琢磨選手がこれに選出された。
以下日本レース写真家協会のリリースより
佐藤琢磨選手は、2004年にFIAフォーミュラワン世界選手権で日本人2人目となる3位表彰台を獲得。活動の場をアメリカに移してからも、インディカー・シリーズにおいて2013年ロングビーチ戦で日本人初優勝を遂げるなど、記憶にも記録にも残るレースを展開してくれました。
また、2017年には日本人のみならず、アジア出身のレーシングドライバーとして初となるインディ500優勝を成し遂げ、世界のモータースポーツの歴史にその名を刻むとともに、内閣総理大臣顕彰を授与されるなど、日本におけるモータースポーツの地位向上にも大いに貢献してくれました。
佐藤琢磨選手は、一方で我々フォトグラファーの取材に対しても極めて紳士的であり、サーキットでは常にフォトグラファーの存在を意識し、数々のシャッターチャンスを提供してくれました。またJRPAに対しても長年協力を惜しまぬ姿勢をみせてくれています。2017年インディ500優勝という偉業達成と、長年に渡る協力に感謝を示し、佐藤琢磨選手に2017年JRPA AWARD『栄誉賞』を授与します。