2017-2018年末年始の特別企画「クラウンの系譜」をお届けします。2018年は15代目となるニューモデルが登場する予定のクラウン。これだけ長い期間にわたってユーザーから支持を集める理由はどこにあるのでしょうか。今回は1999年に登場した11代目をじっくり見てみましょう。
マイルドハイブリッドも登場
従来からのクラウンを“ロイヤル”として、外装からサスペンションまでスポーティに仕立て新たに“アスリート”を設定したのが11代目JZS170系の最大の注目ポイントだろう。
エンジンは3Lに直噴D-4の2JZ-FSE型を採用し、4WDには3Lの2JZ-GE型、アスリートVには2.5Lターボの1JZ-GTE型、その他は2.5Lの1JZ-GE型とした。
ロイヤルサルーンには電子制御サスペンションを装備。2000年4月には2Lの1G-FE型を搭載したロイヤルエクストラを追加した。
2001年8月にマイナーチェンジして、2.5Lを直噴D-4化すると共に3Lの2JZ-FSEのマイルドハイブリッドを設定している。(11代目JZS170系 1999~2003年 生産台数:220,870台)