ほぼ完璧なフル装備の特別仕様車
ジャガー・ランドローバー・ジャパンが発表した2台の特別仕様車は、どちらも搭載エンジンは最高出力258ps、最大トルク600Nmを発生する3L V6ディーゼルターボで、コネクティビティ機能と運転支援システムを装備するものだ。
具体的には10.2インチモニターのインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」に「InControl プロテクト」と「InControl コネクトプロ」の機能が付き、スマホのアプリを利用して走行履歴や車両の状態を確認したり、クルマから離れたところにいてもインターネットを介してドアのロックと解除、エアコンの操作が可能になっている。
さらにアダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーンキープアシスト、駐車時に自動でハンドル操作を行うアドバンスド・パーキングアシストなどの運転支援システムが装備される。
以上に加えて「HSE ダイナミック(2017年モデル)」がベースの「SORIHULL」には、サテンブラックのミラーキャップ、テールゲートとボンネットの“RANGE ROVER”スクリプト、ダークフィニッシュのヘッドランプとリアテールランプ、サテンブラックフィニッシュの22インチアルミホイールが装着される。ボディカラーはシリコンシルバーで限定15台、車両価格はべース車より140万円高い1230万円だ。
また「SE(2017年モデル)」がベースの「MASTERPIECE」には、前述のコネクティビティ機能と運転支援システムに加えてハンズフリーパワーゲートと前後シートヒーター、20インチアルミホイールが装備される。ボディカラーはフジホワイト、サントリーニブラック、コリスグレイの3色あり、限定台数はそれぞれ25台、20台、15台。車両価格はベース車の4万円高となる899万円だ。