2018年1月12日、ジャガー・レーシングは世界初の市販車ベースのEVワンメイクレース、「ジャガーIペイス eトロフィー」のオフィシャルタイヤサプライヤーとしてミシュランと提携すると発表した。
フォーミュラEのサポートレース
ジャガーIペイスは2019年に市販が予定されているジャガー初のピュアEV(電気自動車)だ。そのワンメイクレースである「ジャガーIペイス eトロフィー」は、FIAフォーミュラE選手権のサポートレースとして2018-2019年シーズンに行われる。エントリーは20台が予定され、大いに盛り上がることが今から期待されている。
その「ジャガーIペイス eトロフィー」に、FIAフォーミュラE選手権のオフィシャルタイヤサプライヤーでもあるミシュランがタイヤを供給することになった。
ジャガー・レーシング・チームのディレクター、ジェームズ・バークレーは「ミシュランとの提携により、ジャガーIペイス eトロフィーがより実りの多い、エキサイティングなシリーズになると確信しています」と語る。
一方、ミシュランモータースポーツのディレクター、パスカル・クワノンは「フォーミュラEとは初シーズンからパートナーシップを組んできました。今回、世界初の市販EVをベースにした選手権創設のタイミングで、ジャガー・レーシングと活動できることに大きな期待を寄せています」という。
ジャガーは2016年10月にモータースポーツの世界に復帰、FIAフォーミュラE選手権に参戦した。そして、Iペイスのワンメイクレースを開催して、さらに市販モデルの電動化も急ぐことになる。ゼロエミッションへ向けた事業戦略は順調に進んでいるようだ。