ジュネーブショー2018では、新型車だけでなく、次世代の斬新なアイデア・コンセプトもあちこちで見かけることができた。そのひとつがイタルデザインのブースにあった「ポップ・アップ・ネクスト」だ。

イタルデザイン/アウディ/エアバスの3社で開発中

これは自動運転で空も陸も移動できる未来のモビリティの提案だ。ポイントはプロペラを備えたエアモジュールと客室のカプセル、車台のグランドモジュールの3つがバラバラにできること。空を飛ぶときはエアモジュールとカプセル、陸ではカプセルとグランドモジュールという組み合わせで利用する。

もちろんパワートレインは電動。エアモジュールは20kWのモーターが4個あって、合計出力160kWでトップスピードが時速540km。航続距離は最大50㎞だ。グランドモジュールは60kWのモーターでリヤ駆動し、航続距離130km。バッテリーは15kWhを搭載する。客室のカプセルの重量は200kgだ。

驚くべきは、このコンセプトカーの開発が、イタルデザインとアウディ、そしてエアバス社の3社によって大真面目に進んでいることだ。

実は、最初にコンセプトが発表されたのは昨年のジュネーブショー。そして、2年目となる今年は、ブラッシュアップされたモデルが出品されたのだ。ちなみに、同じジュネーブショーの中でも、ジャイロコプターから自走できるクルマへと変形する「PAL-Vリバティ」が発表されている。

また、1月のラスベガスのCESショーでは、インテルが協力する自動運転のドローンタクシーであるドイツの「ボロコプター」がお披露目された。欧米では空飛ぶモビリティへの挑戦があちこちで行われているのだ。

EVや自動運転、そしてドローンなどを組み合わせた、未来のモビリティを欧州は模索していたのだ。

画像: イタルデザインとアウディ、エアバスによるコラボレーションで開発が進む。

イタルデザインとアウディ、エアバスによるコラボレーションで開発が進む。

画像: エアモジュールと客室のカプセル、そして車台のグランドモジュールの3つが切り離せるのが特徴。

エアモジュールと客室のカプセル、そして車台のグランドモジュールの3つが切り離せるのが特徴。

画像: エアバス社のエンブレムが誇らしげ。航続距離は50㎞と短く設定されている。

エアバス社のエンブレムが誇らしげ。航続距離は50㎞と短く設定されている。

画像: 自動運転が基本なので、客室内にはステアリングに相当するものは存在しない。

自動運転が基本なので、客室内にはステアリングに相当するものは存在しない。

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