一度は経験してみたいサーキット走行。行ってみませんか?
ようやくサーキットで走る絶好の季節がやってきた。愛車でサーキットを走ってみたいという願望はクルマ好きなら多いはず。そんな欲望を叶える機会を作っているのがNAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)だ。
NAPACでは、免許取りたての初心者からベテランまで幅広い層に対して、クルマを自分好みにカスタマイズして走る楽しさを広める活動を行っている。年間2回(5月・9月)行われるサーキット走行会、今年の第1回目が2018年5月16日(水)に富士スピードウェイで行われた。
当日の天候は晴れ。気温も暑すぎずサーキット走行日和だ。パドック裏の駐車場には懐かしい旧車スポーツから新型車まで幅広いモデル72台が集合し、それぞれがタイヤ交換やエンジンセッティングなど愛車のコンディションチェックに余念がない。
このイベント内では、スーパーGTやスーパー耐久、ラリー選手権で活躍する有名ドライバーによる同乗走行も行われ、ライン取りやブレーキングなどプロの走りを学びながら、みずからの走りを磨くこともできるのだ。
本コース走行前に行われたドライバーズミーティングでは、スーパーGTで活躍するドライバーからサーキットのルールやマナー、各コーナーの説明などが行われた。
日本国内のサーキットのなかでも、長いホームストレートで知られる富士スピードウェイでは、ハードブレーキングやハンドリングのタイミングなど緊張も連続する。あらゆるポイントで走行テクニックが要求されるテクニカルなコースだ。サーキット初心者はもちろんのこと、ベテランの参加者も真剣に走行説明を聞く。
休憩を挟んだ午後、待ちに待った本コース走行がスタートするのだ。
AパドックではNAPAC会員の用品メーカーによるブースが出展され、デモカー展示や用品の販売会も行われた。安全走行に欠かせない機能部品がずらりと並び、愛車に合う製品のセッティングについてアドバイスをもらうこともできる。
次回、第27回も予定されており2018年9月26日(水)の開催だ。気になった人は調べてみては?