クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」第4話「どこへでも」。今回の主人公は、2005年に登場したバンタイプの軽自動車、5代目スズキ エブリイ。漫画:鈴木秀吉
スズキ エブリイ
作中のエブリイは2005年8月に誕生した5代目。その商品力や営業力などいくつもの要素が重なり、スズキを含む国内4ブランドによる販売を達成した。
軽自動車の商用バンといえば、ひと昔前までは三菱(ミニキャブ)やマツダ(スクラム)、スバル(サンバー)など、多くの国産車メーカーが自社生産していた。“軽”という決められた排気量・ボディサイズなどの枠のなかで、いくつものメーカーがしのぎを削ってきたのだ。そんな、いわば“激戦区”をスズキ(エブリイ)とダイハツ(ハイゼット)、ホンダ(アクティ)が生き抜いたてきた。なかでも、2015年2月に登場した現行型エブリイは2018年6月現在、荷室サイズと低燃費性能という、商用バンにおいて重要視される性能でクラストップを維持し続けている。
エブリイ ハイルーフ PA(2WD・5速MT)
■ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1895mm ■ホイールベース:2430mm ■車両重量:840kg ■エンジン:0.6L 直3 DOHC ■最高出力:49ps/5700rpm ■最大トルク:62Nm/3500rpm ■トランスミッション:5速MT ■駆動方式:FR ■荷室寸法:長さ1910×幅1320×高さ1240mm