スズキ ジムニー/ジムニーシエラ(2018年7月)
1970年に初代が誕生してから半世紀近く、ジムニーはつねにプロ仕様だった。山岳地帯の林業従事者や狩猟者、積雪地帯の山岳救助隊など過酷な道なき道をゆくプロたちが求める、機動力と耐久性を備えるクロカンとして信頼を勝ち取ってきた。その役割は4代目になっても変わらない。本格的な4WD性能と、無駄のない機能美デザインを持つモデルとして、新型も姉妹そろって愛され続けることだろう。
ちなみに、1977年に登場した、800cc水冷4ストロークエンジンを積む「ジムニー8(エイト)」を初代として、現行ジムニーシエラは4代目となる。
ジムニー XL(5速MT)の主要諸元
■ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1725mm ■ホイールベース:2250mm ■車両重量:1030kg ■エンジン:R06A型 0.6L 直3DOHCターボ ■最高出力:64ps/6000rpm ■最大トルク:96Nm/3500rpm ■駆動方式:4WD
ジムニー シエラ JC(5速MT)の主要諸元
■ボディサイズ:全長3550×全幅1645×全高1730mm ■ホイールベース:2250mm ■車両重量:1070kg ■エンジン:K15B型 1.5L 直4DOHC ■最高出力:102ps/6000rpm ■最大トルク:130Nm/4000rpm ■駆動方式:4WD
SUZUKI GSX1100S KATANA(1981年発売)
1980年、当時の西ドイツで開催されたケルンモーターショーで圧倒的な注目を浴びたオートバイ「GSX1100S KATANA」。その名のとおり日本刀をモチーフにデザインされた斬新なデザインが、今もバイクファンの心をつかんで離さない。そして2020年、「ケルンの衝撃」から40年が経とうとしている。「そろそろ、なにかあるかもしれない」と期待してしまうのは自然な流れ…かもしれない。
SUZUKI GSX1100S KATANA(輸出仕様)の主要諸元
■ボディサイズ:全長2260×全幅715×全高1205mm ■乾燥重量:232kg ■エンジン:空冷4スト DOHC 4バルブ 並列4気筒 ■最高出力:111ps/8500rpm ■最大トルク:9.8kgm/6500rpm