2018年12月3日、スズキはコンパクトSUVのエスクードを一部仕様変更して、12月21日より発売すると発表した。

スズキ セーフティ サポートを充実させて採用。

エスクードは、ヨーロッパで徹底して走り込むことで実現した安定感のある足まわりを特長とし、新世代四輪制御システム「ALLGRIP(オールグリップ)」を採用したコンパクトSUVだ。さまざまなシーンで優れた走破性を発揮し、街乗りからアウトドアレジャーまで幅広い用途に対応する。

ハンガリーの子会社であるマジャールスズキ社で生産し、日本では輸入車として販売する。ヨーロッパやオセアニアなどでも「VITARA(ビターラ)」の名で販売しており、デザインや燃費性能、優れた走破性などで高い評価を得ている。

画像: ボディカラーは、アイスグレーイッシュブルーメタリック。タイトル写真のボディカラーは、ブライトレッド5。

ボディカラーは、アイスグレーイッシュブルーメタリック。タイトル写真のボディカラーは、ブライトレッド5。

今回の一部仕様変更では、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を充実させた。
具体的には、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載したほか、隣接車線の後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付き]」、駐車場などで自車の後方左右から接近する車両を検知する「リアクロストラフィックアラート」、全車速での追従機能を備えた「アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付き]」を標準装備して、予防安全性能を高めている。

画像: インパネガーニッシュやセンタークロックのデザイン変更など、細部はかなり変更されている。

インパネガーニッシュやセンタークロックのデザイン変更など、細部はかなり変更されている。

デザイン面では、エクステリアはメッキフロントグリル、前後バンパー、アルミホイール、リアコンビランプのデザインを一新し、より上質で力強い印象とした。

インテリアは、シート表皮、インパネガーニッシュ、センタークロックの意匠変更や、カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイ、ソフトパッド(インストルメントパネル天面)を採用するなど、質感や先進性を向上させている。

画像: シート表皮は本革&スウェード調に変更された。

シート表皮は本革&スウェード調に変更された。

搭載エンジンは1.4LのDOHC VVT 直噴ターボ、ミッションは6速AT、駆動方式は4WDと、パワートレーンに関しては変更はない。

136psと210Nmを発生する1.4Lターボエンジン。

エスクードは1.4Lターボのモノグレードで、車両価格は265万8960円(税込み)。国内での年間販売目標台数は、1200台だ。

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