2019年3月15日、F1グランプリにタイヤを供給するピレリから、F1開幕戦オーストラリアGP初日フリー走行の興味深いデータが発表された。

トラックの状態は良好、予選ではラップレコードの可能性が高い

F1にタイヤを供給するピレリではセッションごとにデータを解析しているが、オーストラリアGP フリー走行1回目と2回目の結果をふまえ、今年のマシンは昨年よりもかなり速く、フリー走行2回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが燃料を搭載した重い状態で昨年よりも1.3秒以上も速かったことから、予選ではラップレコードを塗り替える可能性が高いという。

トラックの状態は良好で、気温24度、路面温度42度の状態ですべてのコンパウンドで問題がなく、ブリスターやグレイニングの心配もなかった。ミディアムとソフトのギャップ差は0.9秒前後、ミディアムとハードのギャップ差は0.6秒前後。フリー走行で得られたデータをもとに各チームはレース戦略を練ることになる。

画像: フリー走行1回目の各コンパウンドごとのベストタイム。

フリー走行1回目の各コンパウンドごとのベストタイム。

画像: フリー走行2回目の各コンパウンドごとのベストタイム。

フリー走行2回目の各コンパウンドごとのベストタイム。

画像: 3月15日に行われた2回のフリー走行で各コンパウンドごともっとも多くの周回を行ったドライバー。

3月15日に行われた2回のフリー走行で各コンパウンドごともっとも多くの周回を行ったドライバー。

This article is a sponsored article by
''.