全日本スーパーフォーミュラ選手権開幕戦(4/21決勝)の予選が4/20に行われ、本年度より参戦の牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がポールポジションを獲得した。2番手には同じくルーキーでチームメイトのアレックス・パロウが続いた。
画像: 驚速パロウが完全に予選Q1そしてQ2を支配する。

驚速パロウが完全に予選Q1そしてQ2を支配する。

全20台が参戦するスーパーフォーミュラの予選形式は3段階のノックダウン方式。それぞれQ1で12台、Q2で8台が通過し、Q3でポールポジションが決定する。まずQ1で最速タイムを叩き出したのはテストから好調の「驚速」アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、牧野任祐がそれに続く。その後のQ2でもTCS NAKAJIMA RACINGの快進撃は続き、パロウ、牧野の順で1-2を独占し、ポールポジションが決定するQ3へと進出する。

画像: 「このままではパロウに…」そう感じた牧野はQ3に向けて僅かなリアサスペンションの調整を行なう。

「このままではパロウに…」そう感じた牧野はQ3に向けて僅かなリアサスペンションの調整を行なう。

画像: チームメイト、パロウの後塵を拝していた牧野が意地のトップタイムを叩き出す。

チームメイト、パロウの後塵を拝していた牧野が意地のトップタイムを叩き出す。

Q3では気を吐く山下健太(KONDO RACING)がまずトップタイムをマーク。しかしここでもパロウの勢いは止まらずトップタイムを塗り替える。山本尚貴、福住仁嶺らDOCOMO TEAM DANDELION勢がアタックするもタイム更新ならず、このままパロウのポールは確定かと思われた。しかしながら最後の最後にチームメイトの牧野が渾身のラップを決めパロウを上回りポールポジションを獲得した。NAKAJIMA RACINGにとって実に9年ぶりのポールとなった。

画像: トヨタ勢トップの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)勢もただ苦笑い。

トヨタ勢トップの関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)勢もただ苦笑い。

画像: セカンド・ロウにはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が並ぶ。

セカンド・ロウにはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台が並ぶ。

画像: 鈴鹿を得意とする山本尚貴、予選3番手ながら余裕の表情は何か秘策があるのか?

鈴鹿を得意とする山本尚貴、予選3番手ながら余裕の表情は何か秘策があるのか?

決勝レースは4/21の14時より43周で争われる。(PHOTO:井上雅行)

予選順位
1 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
2 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
3 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION)
4 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION)
5 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
6 山下健太(KONDO RACING)
7 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
8 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)

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