お盆期間の首都高速は、意外と空いている!?
首都高速道路株式会社が発表した、8月の渋滞予想カレンダーは下記のとおりだ。
8月の首都高速は、例年お盆期間、2019年の場合は8月10日(土)〜18日(日)は、渋滞が比較的少なくなる傾向にある。これは、お盆期間に夏休みを取る企業が多いため、都心は一般道や首都高速とも交通量が減るからだ。
帰省やレジャーのクルマで渋滞が必至の高速道路とは対照的だが、お盆期間の夏休みに首都圏へ観光にやって来る地方のドライバーは、一般道では道が分かりにくいので首都高速に乗ってしまう人も多い。したがって、都内の一般道は空いているのに首都高速が意外と渋滞することもあるので、十分に注意したい。
また、下記のレジャースポット周辺の出口等では、通常より早い時間から出口渋滞が予想されるので、余裕を持って利用したい。
●アクアライン方面:朝6時以降に川崎浮島JCTを先頭に渋滞が発生し、湾岸線でも渋滞が予想される。
●葛西・舞浜エリア:朝6時以降に湾岸線(東行き)葛西で出口渋滞が予想される。
●みなとみらいエリア:朝8時以降に横羽線(下り)みなとみらいで出口渋滞が予想される。
渋滞が予想されているのは、業務交通などが集中するお盆期間の前週だ。特に、8月1日(木)、2日(金)、6日(火)〜9日(金)、そして23日(金)は、かなり渋滞が多くなる見込みだ。この期間は、早朝から夜遅くまで激しい渋滞が見込まれている。
できれば渋滞が少ないお盆期間へ利用を変更したいところだが、それがかなわない人は渋滞が少ない時間帯への利用変更も検討したい。また、渋滞が少ないとされる日でも、事故などによる通行止めや車線規制の影響により、規制箇所を中心とした渋滞が発生することも予想される。
なお、8月31日(土)21時〜翌6時に、中央環状線(外回り)王子北→江北JCTで通行止め工事が実施される予定だ。
この時期に首都高速を利用する際は、最新の交通状況を確認して、余裕を持った利用をしたいものだ。首都高速のホームページでは渋滞情報等について詳しく案内しているので、参考にされたい。(写真:首都高速道路株式会社)