年末恒例の行事となっている日本カー・オブ・ザ・イヤーのノミネート車が発表された。これから12月6日の最終選考会へ向けて、イヤーカー選びが始まることになる。まずはノミネート車35モデルの中から“10ベストカー”が選出されることになる。(タイトル写真は2018年の最終選考会)

今年もノミネート車の半分以上が輸入車

今年、第40回目を迎える日本カー・オブ・ザ・イヤーは、自動車業界にとって年末恒例の行事となっている。その選出の第一段階がノミネート車の発表で、これは2018年11月1日から2019年10月31日までに発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象だ。

国産車、輸入車を合わせて今回は下記のように計35台がノミネートされた。日本メーカーのニューモデルが少なく、海外メーカーのニューモデルが多いのはこの4、5年続いている傾向で、今年は国産車が13モデル、輸入車が22モデルとなった。

さて、今後の選出プロセスだが、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が選出したモータージャーナリストなど60名の選考委員が10ベストカーを選び、これが11月7日に発表される。

さらにその10ベストカーを集めた選考委員向けの試乗会が開催され、12月6日(金)の最終選考会で「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が発表される。国産車が日本カー・オブ・ザ・イヤーに選出された場合、輸入車でもっとも多く得点したモデルがインポートカー・オブ・ザ・イヤーに選出される。また、エモーショナル部門賞、スモールモビリティ部門賞、イノベーション部門賞なども設けられている。

日本カー・オブ・ザ・イヤーは前年(ボルボXC40)、前々年(ボルボXC60)と連続して輸入車が獲得している。果たして、今年は国産車の巻き返しがあるのか。注目されるところだ。

2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー ノミネート車

1. ダイハツ タント/タントカスタム
2. トヨタ カローラ/カローラツーリング
3. トヨタ スープラ
4. トヨタ RAV4
5. ニッサン スカイライン
6. ニッサン/ミツビシ ニッサン デイズ ミツビシ eKクロス/eKワゴン
7. ホンダ インサイト
8. ホンダ N-WGN/N-WGN Custom
9. マツダ MAZDA3
10. ミツビシ エクリプス クロス(ディーゼル)
11. ミツビシ デリカD:5(ディーゼル)
12. レクサス ES
13. レクサス UX
14. アルファ ロメオ ジュリア(ディーゼル)
15. アルファ ロメオ ステルヴィオ(ディーゼル)
16. アウディ A6/A6 AVANT
17. アウディ Q8
18. BMW X5
19. BMW Z4
20. BMW 3シリーズ セダン
21. シボレー カマロ
22. シトロエン C3 AIRCROSS SUV
23. シトロエン C5 AIRCROSS SUV
24. DS DS 3クロスバック
25. ジャガー I-PACE
26. ジープ ラングラー
27. ランドローバー レンジローバー イヴォーク
28. メルセデス・ベンツ Aクラス/Aクラス セダン
29. メルセデス・ベンツ Bクラス
30. メルセデス・ベンツ GLE
31. プジョー 508/508 SW
32. ポルシェ 911クーペ
33. テスラ モデル 3
34. フォルクスワーゲン ゴルフ TDI/ゴルフヴァリアント TDI
35. ボルボ V60 クロスカントリー

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